【手取り23万食費4万】News Zeroで取り上げられた33歳男性は貧困なのか?原因と対処方法

お金の基礎

News Zeroで特集された33歳男性・手取り収入23万・食費4万円の最低賃金生活がTwitterで話題となりました。

手取り23万円では生活は苦しいのか?支出内訳をみて原因究明して貧困から抜け出せないのか?検証してみたいと思います。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

男性のプロフィール

  • 33歳男性独身
  • 石井さん(仮名)
  • 自動販売機の販売と設置を行う会社の正社員として働く
  • 月の労働時間は300時間(時給に換算すると最低賃金の985円相当)
  • 月の給料は手取り20万円~23万円
  • 食費を抑える為、平日は朝食のみ、おにぎりを2つ食べて1日をやり過ごす
  • 外食はせず、買いたいものも買えない状況

支出内訳

(Twitterより抜粋)

家賃・光熱費

手取り23万円で家賃と光熱費を合わせて6万1000円は非常に優秀です。

東京住みでこの金額に抑えていれば文句の付けようがありません。

食費

食費が月4万円

多くの人が?を浮かべると思います。

インタビューでは平日は朝ごはんにおにぎりを2つだけ食べる1日1食生活を送っていると言っています。休日については明かしていませんが外食もしないそうです。(計算が合わない気もしますが・・)

平日20日間 おにぎりは高くても300円×2個=600円

600円×20日間=1万2000円

休日10日間 3食としてトータル30食

2万8000円÷30食=1食当たり700円 1日当たり2100円

一人暮らしで4万円は多い気もしますが手取り23万円と考えるとギリギリ許容範囲でしょう。

携帯通信費

  • 携帯電話
  • 固定電話
  • インターネット回線

分類はされていませんが3つと考えても毎月2万円は多すぎます。

格安SIMを使えば携帯代は2000円~3000円

固定電話とインターネット回線両方で5000円~8000円

携帯・固定・インターネット回線3つで7000円~1万円ほどで抑えられるので改善点の一つです。

保険・年金

正社員の場合、給料から色々差し引かれて手取りという記載になるので年金という項目があるということは年金型保険なのか?iDeCoなのか?不明です。

iDeCoの場合は会社員では最大2万3千円なので残り1万円は保険代ということになります。

独身で保険代1万円は高すぎです。

都道府県民共済なら2000円で済むので8000円の削減が可能です。

iDeCoで2万3千円マックスで積み立てているなら優秀ですが、もし年金型保険だとすると全て不要な保険となり2万3千円が削減可能です。

交際費

交際費3万円は多い気もしますが許容範囲でしょう。

人生を楽しむことも大事ですからね。

残金

手取り23万円に対して4万6000円を残せるのは優良家計だと思います。

手取りが20万円になると1万6千円しか残らないのが唯一の欠点ですね。

改善ポイント

抑えられる支出

携帯通信費:1万円~1万3000円

保険・年金:8000円~3万1000円(iDeCo以外なら不要)

たったこれだけで毎月1万8000円~最大4万4000円も支出を抑えられます。

残金4万6000円に上記の金額を足すと6万4000円~9万円となります。

年間で表すと

76万8000円~108万円

支出の見直しをするだけで毎月使えるお金は大幅に増えることが立証できます。

33歳手取り23万円は貧困なのか?

手取り収入23万円ということは額面ではざっくり27万円~30万円となります。

年収324万円~360万円(ボーナス無しと仮定)

33歳平均年収    439万円  
33歳男性    477万円  
33歳女性    372万円  

平均よりは劣る結果となっているが収入の多い人たちが平均値を上げているのであって、石井さん(仮名)よりも収入の劣る人は世の中に大勢居ることでしょう。

決して豊かな生活とは言えませんが社会保障もある正社員雇用ということで貧困か問われると違うように感じます。

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