【厳しい老後生活が待っている!?】還暦を迎える人のお金の現実と解決策について

お金の基礎

60歳(還暦)になると老後生活まであと少しです。

老後の心配=お金の心配ですよね?老後資金は準備出来ていますか?

還暦を迎えた人・これから還暦を迎える人のお金の不安を少しでも和らげることが出来るように、還暦人が直面しているお金の現実とその解決法について解説していきます。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

60歳の貯蓄額

PGF生命2021年に還暦を迎える人の調査によると、還暦人の平均貯蓄額は3026万円です。

『それなりに多いな~』と感じる人も居るでしょうが、注目すべきところが違います。

平均貯蓄額が3026万円あるにも関わらず、還暦人の4人に1人は貯蓄額100万円未満なんです。

この結果には驚きですよね?

還暦人のマネーリテラシー

日本はマネーリテラシー(お金の教養)が低い国として有名ですし、特に還暦を迎えるような上の世代の人たちは”より”その傾向が強いため致し方ない部分もあるかもしれません。

若い世代の人にとっても関係ないわけではありません。

若い世代は親世代のお金の古い知識を幼少期から刷り込まれているので、現在の還暦人の4人に1人が100万円の現実は未来のあなた方の姿かもしれません。

  • お金は銀行に預けよう
  • 投資は怖い
  • 社会人になったら高い保険に加入する

お金の知識を最新版にアップデートすることが大事です。

貯蓄が無くても年金制度があるので働いている間に年金の保険料を納めていれば”ある程度の生活”は担保されますが、年金は国の制度の中で保障的な位置づけなので、年金だけでは悠々自適な老後生活を送るのは難しいでしょう。

さらに将来、年金の制度自体がどうなるか分かりません。

なので、還暦人の4人に1人が貯蓄額100万円未満という現実を直視して一人一人が将来をきちんと考えなくてはいけません。

格差社会

還暦人の4人に1人が100万円未満でしたが、平均貯蓄額は3026万円でしたよね?

ということは、平均額以上に大きな貯蓄額を保有している人達が居るという事です。

先ほどと同じグラフですが、平均3000万円以上を保有している割合が約25%です。(右3つ)

つまり平均以下の割合は75%となります。

全然平均じゃないと感じるはずですが、1億円以上持っている人が数億円~数十億円という有り得ないぐらいの貯蓄をしていて平均を大きく引き上げていることになります。

同じ60歳であったとしてもこれだけの格差が生まれてしまっているわけです。

よく『高齢者はお金を持っている』と聞きますが、高齢世代がお金持ちではなく、高齢世代のうちの数%の人たちが大きな資産を持っているわけです。

そして今の世の中のルールは資本主義社会なので、お金という資本があればその資本を使って更に資本を増やすことは簡単にできます。

更に高齢世代のお金は相続によって次の世代に継承されるので時間が経てば経つほど格差は広がっていきます。

『資本主義は不公平だ』と感じるかもしれませんが、資本主義より良い経済システムは今のところないので仕組みが変わることは無いでしょう。

文句を言っても意味が無いので自分の将来は自分で何とかするしかありません。

お金の不安を少しでも解決していく方法を解説していきます。

お金の不安の解決方法

お金の不安の解決方法は3つあります。

  1. 人と比べない
  2. 生活レベルを下げる
  3. お金の知識を身に付ける

人と比べない

人と比べないだけで、お金の不安は解消されます。

資本主義によって格差が広がって富裕層の人達と比べてしまうから相対的にお金が足りないと感じやすくなっているだけで、実際はお金に物凄く困ることはほとんどないはずです。

勝手に周りと比べて、勝手に不安になっているだけ、不安は気のせいです。

貯蓄が100万円未満でも年金を受給することが出来るのでお金の不安は大丈夫です。

還暦人だけではなく若い世代の人も同じです。

もちろん将来について考えて準備する必要はありますが、不安を感じる必要はありません。

現代社会では色々な情報があり不安を感じやすい環境にあるので過剰に反応しない事が重要です。

生活レベルを下げる

考え方は至ってシンプルです!生活レベルを下げましょう。

年金の受給額は事前に知ることが出来るので、その収入とあなたの資産の状況に合わせて収支が回るように支出をコントロールしましょう。

そのために生活レベルを下げましょう。

凄く地味ですが一番実現性が高く、即効性もある方法です。

一度生活レベルを下げてしまえば、その生活に慣れてしまうので人生の幸福度が大きく落ちることもないでしょう。

還暦前の世代の人たちも身の丈に合った生活をする事でお金の不安を解消することが出来るはずです。

お金の知識を身に付ける

日本ではお金に関する知識を学ぶ機会がありません。

義務教育に組み込まれていないので、知識を得るためには自分で学ばなくてはいけません。

お金に対する不安を抱くのはお金の知識が無いからです。

お金全般の知識を幅広く手に入れることでお金の不安は無くなります。

還暦を迎えるタイミングでの投資はオススメ出来ませんが、唯一推奨できるとしたらしっかり学んだ上で投資に臨む。

これであれば、お金をしっかり守りつつ増やすことが実現できます。

引退して時間と退職金でお金に余裕が出来たし『投資してみようかな』と思っている人は、安易に投資を始めずにしっかりと学んだ上で投資に臨んでください。

これだけは絶対に覚えておきましょう。

高齢者の投資の一番危ないのはココです!

銀行員や知り合いなど誰かにそそのかされたり、よく分からずに投資を始めるのだけは絶対にやめましょう。

これは還暦前の人にも当てはまります。

お金とは毎日関わるものなので、お金の知識が無いのはマズいです。

お金の知識が無いと、投資で失敗する・騙される・ぼったくられることによってお金の不安が大きくなってしまうので、そんなことが無いようにお金の知識を常にアップデートし続けてお金の不安を解消していきましょう。

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