お金を貯めるのが『得意な人』と『苦手な人』が居ますよね?
『自分は苦手だな~』と思っている人も少なくありません。
お金を上手に貯めた経験が無いと、お金を貯めるのはものすごく努力が必要で苦しいものだと思ってしまうかもしれませんが、誰でもお金を貯める天才になることが出来ます。
そのコツは『習慣』です。
習慣は第2の天性なんて言われるように、ちょっとした習慣を取り入れていくことで頑張らなくても貯められるようになります。
この記事ではお金を貯めている人が自然と取り入れている7つの習慣を紹介していきます。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
貯金に目的がある
『貯金しないといけない』とか『貯金するせいで全然お金が使えない』という人が居ますが、自分でお金の行き先を決めているのでおかしな話です。
貯金というのは誰かに奪われるものではないですよね?
『今使う必要がある』『今使いたいお金』のことを支出と言います。
『後で使う必要がある』『後で使いたいお金』のことを貯金と言います。
目的が自分でよく分かっていないのに、使っちゃいけないと言われたらそれは苦痛でしかないですよね?
貯め上手というのは貯金の目的と時期をおおよそでもイメージしています。
お金の行き先が分かるから貯めることが出来ます。
短期でも長期でもお金を貯めることは何の目的かを考える習慣を身に付けましょう。
年間の大まかな収支の決算をしている
お金が貯まっていない人、もしくはとりあえずは貯まっているけど不安を拭えない人の多くは、1年間でどれぐらいお金を使って貯めたのかを把握していないからです。
逆に金額は決して多いわけではなくても確実に貯められるという人は1年に1度はおおまかに家計の決算をしています。
1年間でどれぐらいの収入があって、大きい支出はどんなものがあって、どれぐらい貯められたか?
こういうことを把握する習慣を持っています。
逆に貯められない人は、アプリなどを駆使して細かい支出も連携している割には、夫婦合わせた年収やボーナスの金額を聞いても分からなかったり、特別支出だったりボーナスを何に使ったかを全然把握していなかったりします。
『細かい所よりも大局を掴む!』
これも貯める人の習慣ですね。
財形・積立など先取り貯蓄をしている
正社員共働きなどで収入が多い夫婦は、なんとなくお金を使っていても、なんとなく残ることがあります。
結果的に残って貯まるという事があったとしても、貯め上手の家計ではそのままにはしないです。
すぐにお金はよけておくとか先取り貯蓄の金額をもう少し多くするなどの工夫をします。
色々なお金の貯め方増やし方はあれど、先取り貯蓄に勝るものは無いです。
先に貯めてしまっても、それは無いものにしておけば使ってしまう恐れはないですし、気付いたらそれなりに貯まっていたという金額を作ることが出来るメリットもあります。
逆に収入が多いはずなのに結局開けてみたらあまり貯まっていなかったという家計は使わなかったお金をそのまま置いておき、気付いたら何となく使っていた、無くなっていたなんてことを繰り返しがちです。
もちろん先取りって言っても貯金じゃなくて効率的に増やすっていう意味ではよけるだけではなくて、つみたてNISAやiDeCoなど投資に回すのも良いですね。
まずは先取りという機能を当たり前のように習慣にしてしまうのが貯金上手の秘訣です。
ボーナスでの赤字補填をしない
ボーナスというのは月給以外にまとまったお金が入ってくるのでとてもありがたく感じますが、むしろボーナスがあることで日々の生活の赤字というのを意識しにくくなる家計もあります。
日々の生活が2人の収入より多くなってしまっていて、貯金残高がジリジリと減っていって、ボーナスが入ってやっと元に戻るという使い方は良い習慣とは言えません。
とりあえず暮らせてしまうからこそ、いつまでも見てみぬふりをする悪習慣にも繋がります。
もちろんボーナスを使ってはいけないという事ではありません。
貯め上手の家計はボーナスから使うものを計画的に前もって決めているし、貯金というのも計画的にしています。
ボーナスが入る前におおよそどうしようかなというのを決めるように習慣づけてしまうのが良いですね。
ボーナスに頼り過ぎないというのは貯まる家計の大事な習慣です。
無計画にお金をおろさない
お金が貯まる習慣がある家というのは基本的に計画的です。
お財布にお金が無くなったからATMでおろす。というような行き当たりばったりな使い方をしません。
お金がなかなか貯まらない人はお財布を開けたら残金が少なくなっていて慌ててコンビニでおろす。
でも何故お金が減っているのかパッと思いつきません。
最近は現金でのお買い物は減って、カードなどのキャッシュレスで支払うことが多いかもしれませんが、貯まる家計はカード明細を細かくチェックしたり、チャージ金額をあらかじめ決めておいて大まかな計画を立てています。
いろんな金融機関でも最近はATM手数料の値上げだったり、無料で使えるのをやめるという方針に変わってきています。
無計画に使っている人と計画的に使う習慣がある人はこういう”チリツモ”でも大きな違いが出てくるのは明らかですよね?
借金じゃなくてもご利用は計画的に!
親のアドバイスを聞きすぎない
親に限らずなんですけども、違う時代を生きた人のお金のアドバイスというのは今の状況と大きく異なります。
何も考えずに貯金しておけばよかった時代を生きてきた人に『投資をしている』と言ったりするとすぐ否定されたり、そんなギャンブルなんてやめなさいと言われることも多いでしょう。
あるいは『子供なんて生めば育つ!』『お金なんてかけなくても勝手に育つ!』
もちろんそういった面もありますけれども、教育費というのは昔と比べて大きく値上がっている項目でもあります。
他にも『保険にはちゃんと入っておきなさい』『子供が居るのにそんなに働いて』『子供のそばにいてあげないさい』いくつになってもわが子を思う親心からの発言とは言え、真に受けすぎると時代に合わない選択肢をしかねないのでアドバイスはほどほどにして聞き過ぎないようにしてください。
お金の流れを見える化している
何にお金を使っているかも家庭ごとに千差万別なんですが、お金が貯まる家計はお金の流れがスッキリしているものです。
給料が入ったら、あるいはそもそも給料天引きでお金を貯めたりよけたりして、使える金額はいくらなのかがすぐ分かるようになっている場合がほとんどです。
どこの口座からどんな固定費が支払われていて、およそいくらぐらいは必ず出ていくなんてことを把握しています。
あるいはクレジットカードの引き落としは何日なのか分かっている。
『長期的に貯めるお金』と『年払いの為などに一時的によけているお金』というのが区別できている。
ボーナスが入ってきたら使わない分は別の口座に預金しておく。
こんな感じで入ってきたお金の流れがクリアになっています。
逆に貯まらない家計では、口座の数がやけに多くなっていて、あっちからこの引き落とし、こっちからこの引き落とし、引き落としに足りなくなるから別の口座からお金を入れ替えるなどして、一ヶ月でいくら使ったかというのがパッと把握できていないということが多いです。
家計簿で見れば黒字だとしても、お金の流れを立体的に見てみると無駄な流れが多かったりして実はロスが大きいなんてこともあります。
身の回りを綺麗に整える習慣というのももちろん大事ですし、お金の流れを綺麗に整える習慣というのも持っておきたいですね。
まとめ
お金を貯める家計の7つの習慣
- 貯金に目的がある
- 年間の大まかな収支の決算をしている
- 財形・積立など先取り貯蓄している
- ボーナスでの赤字補填をしない
- 無計画にお金をおろさない
- 親のアドバイスを聞き過ぎない
- お金の流れを見える化している
お金を貯めることにおいて、収入を増やす、支出を減らすことは非常に大事なことですが、すぐに取り組むのは難しいですよね?
しかし日々の習慣を少しずつ変えていくのは今すぐ始められることです。
変えると初めは違和感があるかもしれませんが、続けていくことでそれが当たり前になって『大変だ』『面倒だな』とは思わなくなってきます。
小さなことを少しずつ習慣化して第2の天性を手に入れてください。
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