老後を迎え収入が年金だけとなり、毎月徐々に貯金が減っていき、いずれは貯金が無くなり生活が出来なくなる事を老後破綻と言います。
老後破綻しないために現役時代にお金を貯める必要がありますが、実際にはどれぐらい貯めればいいのか分からないです。
そこで老後破綻しない為にやっておくべき対策を5つ紹介!
今の内から準備と対策をする事で老後破綻の可能性がグッと低くなるでしょう。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
ライフプランを立てる
ライフプランとは『生涯生活設計』の事を言い、人生で起こりうる大きなライフイベントを軸に、夢や目標を含めた理想の生き方を考える事です。
人生で起きりうるライフイベント
- 結婚
- 出産
- 進学
- マイホーム購入
- 転職
- 退職
人生の節目で起きりうる事を軸として考えその人生設計を加味して生活設計しましょう。
その他に夢なども描いてみましょう。
- 1年に1度は海外・国内旅行に行く
- 海外留学をさせる
- 老後はカフェを開業する
- 高級老人ホームに入居する
ライフイベント・夢・目標などを全て書き出して平均費用を算出してみましょう。
ライフプランを立てることで実際にいくら貯めないといけないかが分かり、現役時代の内に準備することで老後破産しなくなるでしょう。
ライフプランを諦める
次は、今立てたであろうライフプランを諦めることです。
恐らくほとんどの人はライフプランを立てて、いくら必要か算出すると『こんなお金用意できない!』となるはずです。
そこで諦める作業が絶対に必要となってきます!
- 結婚はするけど式は諦める
- 本当は3人子供が欲しいけど1人までにする
- 私立は諦めてもらって公立に進学してもらう
- 持ち家は諦めて賃貸
- 転職よりも安定した今の職場
- 定年後も働く
この他にも夢や目標を諦める必要があるはずです。
そして本当に必要最低限の費用を算出することで、リアルに貯めないといけない金額を割り出すことが出来るでしょう。
その算出した金額にプラスして老後資金(最低2000万円)を用意すれば老後破産を防ぐことが出来ます。
住宅ローンは早めに返済する
定年もしくは定年後に住宅ローンが完済予定の人は『老後破産予備軍』に該当します。
定年を迎えて住宅ローンが残っている状態だと収入よりも支出が多くなる可能性が大きいです。つまり貯金がどんどん目減りしていってしまうので老後破産しやすいと言えます。
住宅ローンは定年の前までに完済できるよう計画を立てましょう。
- 夫婦共働きなら妻の収入は全額ローン返済に回す
- ボーナスが出たらすべて返済に回す
- これから住宅購入を考えている人は定年前に完済出来るプランを立てる
出来れば55歳までに完済し、定年までの10年間は老後資金を貯めることに全力を注ぎましょう。
生活レベルを下げる
定年を迎えても生活レベルが同じ人は老後破産しやすいです。
現役時代と定年後では収入の差は大きく広がるはずです。しかし生活レベルを下げる事が出来ない人は支出額は同じという事です。
つまり現役時代では〚収入>支出〛だったのが、定年後〚収入<支出〛になってしまいます。
この状態が続けば貯金はいずれ底を付くでしょう。
もし〚収入=支出〛の関係性が出来れば絶対に老後破産はしないです。そこまで生活レベルを下げる事は難しいかもしれませんが、現役時代とは大幅にレベルを落とすことが老後破産したい為のポイントとなるでしょう。
投資を活用する
投資を上手く活用すれば老後破綻を防ぐことは出来るかもしれません。
理由は金利です。
現在、銀行の貯金では利息はせいぜい0.01ほどでしょう。しかし投資の世界では5%は期待できると言われています。(※5%はあくまで理論上(今までの歴史上そうであった)であり約束されたものではありません)
仮に2000万円持っていたとすると
- 貯金の場合:1年後には20,002,000円
- 投資の場合:1年後には21,000,000円
投資の場合100万円増えている可能性があります。つまり100万円は自由に使っても元本が減らないというわけです。
年間支出を100万円に抑えることが出来れば一生元本に手を付けずに過ごすことが出来ます。
老後破綻の原因は貯金の目減りです。投資を活用すれば目減りしないでキープし続ける事が出来るため老後破綻の心配は無いと言えるでしょう。
まとめ
老後破綻しない為にやっておくべき対策
- ライフプランを立てる
- ライフプランを諦める
- 住宅ローンを早めに返済する
- 生活レベルを下げる
- 投資を活用する
人は誰しもが老後を迎えます。その時まで何も考えずにただ漠然と貯金していても老後破綻は防げません。
若いうちからお金にまつわる人生設計をして、計画的に”使う”・”貯める”・”増やす”を徹底していきましょう。
日本の将来は不安でいっぱいかもしれませんが、早めの準備をしておくことで明るい未来が待ち受ける事でしょう。
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