複利という言葉は知っているけど、どういうものなのか?
投資が複利という意味が分からない
72の法則って何?
アインシュタインが『人類最大の発明は複利だ』と言ったとか言わないとか・・・
複利を理解すれば投資の重要性も理解できるはずです。
資産形成をするうえで複利は必要になります。
しっかり理解し将来の為に使用していきましょう。
私は2016年から株式投資、投資信託をやっていて、投資成績はプラス200万ほどになります。
まだまだ始めたばかりですが、本当に無知の状態で始めたので色々と経験は出来ていると思います。
少しでも投資に対する偏見をなくし、みなさんが取り組めるように分かりやすく教えていこうと思います。
複利と単利の違い

複利とは、利息に対して更に利息が付くことを言います。
複利の例として
100万円 年間利息3%だったとしましょう。
- 100万円→1年後には103万円
- 103万円→1年後には106万900円
- 106万900円→1年後には109万2727円
- 109万2727円→1年後には112万5508円
- これがずっと続いていくと・・・・
- 24年後には203万2794円になります。
単利だった場合はどうなるか?
単利とは、元本にのみ利息が付くことを言います。
単利の例として
100万円 年間利息3%だったとしましょう。
- 100万円→1年後には103万円
- 103万円→1年後には106万円
- 106万円→1年後には109万円
- 109万円→1年後には112万円
- これがずっと続いていくと・・・・
- 24年後には172万円になります。
複利と単利ではお金の増えるスピードが全く違います。
最初の数年は微々たる差ですが、24年後を比較すると約30万円の差になります。
当然それ以降の成績は更に差が拡大していきます。
これが複利の強みです。
72の法則


複利を理解する上で重要な法則があります。
『72の法則』です。
72÷金利=元本が2倍になる年数
この計算式を覚えておきましょう。
金利が3%だった場合は24年で2倍になり、金利が6%だった場合は12年で2倍になります。
上の複利の例を見ても、24年で100万円が200万円になっていることが分かります。
みなさんが預けている銀行の金利は現在0.001%ぐらいでしょう。
銀行金利だけで元本を2倍に増やそうと思うと、72000年かかります。
銀行に預けてもお金が増えないのは当然ですよね?
そして私がこのブログで一貫してオススメしている投資信託なら平均5%の金利が見込めますので、5%を式に当てはめると14年ちょっとで元本が2倍になります。
資産を増やしたいなら銀行に預けるのではなく資産運用を勧める理由となるわけです。
若さは最大の資産

将来への備えは早いほうが良い。
その根拠こそ複利による長期投資なのです。
例として利率6%と仮定した場合
22歳で投資を始めると34歳の人の2分の1で同じ効果を発揮し、46歳の人の4分の1で同じ効果を発揮します。
22歳で元本100万円を投資すると、34歳の人は元本200万円必要となり、46歳の人は元本400万円必要になるということです。
仮に親が将来の子供の為にと10歳時点で100万円投資しておいてあげると、46歳の人の800万円と同じ効果を発揮します。
0歳児の段階で将来への備えに100万円投資すれば、58歳の人の3000万円相当になります。
『若さこそ最大の資産』この言葉が理解できるのではないでしょうか?
これが理解出来れば、投資は早いうちに始めたほうが有利だと分かると思います。
今までは元本一括投資での話でしたが、毎月積立投資になると更に差は拡大していきます。
65歳をゴールと仮定した場合
- 0歳児が毎月2000円を6%利回りで65年間運用した場合1900万
- 12歳が毎月4000円を6%利回りで53年間運用した場合1800万
- 24歳が毎月8000円を6%利回りで41年間運用した場合1700万
- 36歳が毎月16000円を6%利回りで29年間運用した場合1500万
- 48歳が毎月32000円を6%利回りで17年間運用した場合1100万
- 60歳が毎月64000円を6%利回りで5年間運用した場合450万
0歳~60歳でこれだけの差が生まれてしまいます。
親が子供を思うなら親戚から貰えるお年玉、国から貰える子供手当、それら一部を投資に回して子供が18歳や22歳を機に受け継がせてあげれば、2000万円問題も毎月2000円でクリア出来てしまいます。
複利を味方に付ければ資産形成は必ず有利に働きます。
自分の将来、家族の将来に少しでも不安があるのなら、一度投資について考えてみてください。
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