- 稼げばいいから貯金しない
- 宵越しの金は持たない
- 貯金するより遊びに使ったほうが良い
こういった人に向けて貯金しておかないと最悪の事態が襲ってきたら危険だと警告しておきます。
私は2016年から投資を行っており、資産は800万円を超えました。
低収入、ノーボーナスのアルバイト生活ながら資産を築けていると個人的に思います。
私が経験してきたことを少しでも共有できれば幸いです。
貯金しない人の意見

貯金しない人の意見は
- 今はとにかく遊びたい
- 稼げているから生活に苦労しない
- 死んだときにお金を残したくない
- 老後は年金があるから大丈夫
このようにお金に対して楽観的な考えを持っています。
最悪のシチュエーションの備え

普段生活を送っていて「突発的な出費」というものがいくつかあります。
- 冠婚葬祭
- 家電が壊れる
- 病気やケガ
- その他(リストラ・倒産)
上記に挙げたものはどれも時期を予想することは無理です。
冠婚葬祭や家電が壊れるなどは貯金をしていなくても生活費の中から工面することは可能かもしれません。
しかし病気やケガ、その他の現象においては収入源が絶たれるリスクがあります。
こういった最悪のリスクに備えるためにもある程度の貯金『生活防衛資金』が必要となります。
生活防衛資金はいくら必要か?

生活防衛資金はいくら貯めるべきなのか?
- 独身:50万~100万
- 夫婦2人:100万~150万
- 子供のいる家庭:150万~200万
生活防衛資金は一般的に給料の3か月~6か月分と言われています。
独身の方なら大丈夫でしょうが夫婦2人や子供のいる家庭では3か月では足りないと予想できるので6か月~24か月と幅広く設定しており、各家庭に見合う金額を用意するべきでしょう。
老後の備えは別で必要

生活防衛資金とは突然何かが起きても生活が危険にさらされる状況に陥らないために用意するお金となります。
つまり未来(老後生活)への備えではないという事です。
年金はなるべく期待しないでおきたいところです。
日本は少子高齢化の流れを止めることが出来ず今後の年金支給額は厳しいと予想されます。
若年時(給料がもらえる時)に備えをしておけば老後の不安も解消されるでしょう。
投資を使えば老後の不安解消スピードは加速する
貯金だけで老後の生活費を確保しようとすると大変です。
例えば老後2000万円問題のように2000万円不足するとした場合
22歳~65歳までの43年間(516か月)
2000万÷516か月=毎月38759円必要になります。
一方、投資を行うと(金融庁のシミュレーション)

運用期間30年、年利5%で運用できた場合、毎月の積み立て額は24031円となります。
金融庁のシミュレーションでは30年が最長となっていますが、貯金だけと比較しても毎月14000円も少なく済みます。
資産の拡大スピードを感じることが出来たと思います。
投資はインデックス投資で
投資は価格変動商品の為リスクがつきものです。
老後資金を貯めているはずなのにお金が無くなってしまっては大変です。
そこでオススメするのは『インデックス投資』となります。
インデックスファンドの投資信託を長期運用することでリスクを軽減しつつ資産を築いていけるでしょう。
上記のシミュレーションで年利5%としましたが、インデックス投資の利回りは3%~7%と言われており平均すると5%ということになる為、利回り5%を採用しました。
オススメの投資信託
投資信託を選ぶ際に気を付けるポイント
- 多くの投資家から人気がある
- インデックスファンドである
- 手数料が安い
これらを踏まえてオススメの投資信託は
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
購入を検討される方は商品の内容を理解し納得したうえで購入してください。
死ぬときにお金を残さないのは不可能

『お金を使い切って死にたい!』
自分で稼いだお金を自分の為に目一杯使って誰にも残したくない。
言いたいことは分かりますが当然ですが不可能です。
この考えで若いうちからお金を使い楽しむ人生もあるかもしれませんが老後の不安を後伸ばしにしているだけです。
『お金に困ることなく生きることが出来た!』
このような人生を歩んでみませんか?
まとめ

- お金に対して楽観視していると突発的な出来事に対処できない
- 何か問題が起きても生活できるだけの貯金(生活防衛資金)は用意しておく
- 生活防衛資金は各家庭に合わせて3か月~24か月分は確保しておく
- 老後生活に困らないようにするには投資を活用するべき
- 投資商品は投資信託(インデックスファンド)
貯金をしない考えの人は短期的目線でしか物事を考えることが出来ていません。
『もし何かあったら』という起こらないかもしれないリスクに備えておくことで普段の日常は守ることが出来ます。
現在、少し先の未来、遠い先の未来に向けて少しずつでも貯金したほうが良いんじゃないでしょうか?
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