親であれば子供に将来お金の心配をしてほしくありませんよね?
しかし財産を残してあげる余裕もない。
そんな人へ向けて、将来お金に困らない為の子供の金銭教育の方法を教えます。
『知恵はお金よりも価値がある』ことを覚えておきましょう。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
倹約を教える
子供にはまず始めに『倹約と我慢』を教えましょう。
子供が生まれると甘やかしたいと考えるのが普通ですが、子供の欲しいものを次々買ってあげると将来『浪費家』になる可能性が高まります。
浪費家になると、将来節約するのに苦労して、結果的に貧乏になる確率が上がります。
そこで子供のうちに我慢を覚えさせて『倹約家』にしましょう。
本当に必要なものだけを与え、本当に欲しいものはお金を貯めて買わせる金銭教育を行います。
そうすると将来、本当に必要なものなのかの区別が付くようになり、無駄遣いが無くなり、苦を感じない節約を行うことが出来、結果的にお金があまりかからない生活を送ることが出来る可能性が上がります。
大人になってから倹約家を目指すのは苦痛に感じる人も多いため、なるべく早く小さい頃の段階で覚えさせておくことが重要になります。
更に我慢をさせると、親戚からのお年玉も余るようになり、子供のお金が貯まることでしょう。
子供の為に投資をやってあげる
子供の為に『貯金ではなく投資?』と思うかもしれませんが、『ジュニアNISA』という親が子供の為にしてあげる投資の制度があります。
2023年で廃止が決定している制度ですが、近年制度改正が行われ子供のいる家庭では『絶対に使ったほうが良い制度』となりました。
2022年現在で、残り2年となり最大160万円(年間80万円上限)を非課税で運用することが出来ます。
ジュニアNISAについての詳しくまとめた記事があるのでご覧ください。
この制度を上限いっぱいまで使うことが出来れば、理論上ですが子供が65歳を迎えた時には老後のお金の心配は無くなります。
ジュニアNISAの年齢制限は0歳~19歳までです。
65歳をゴールに設定すると運用期間は46年~65年まであります。(年齢により異なる)
160万円を利回り5%で46年~65年運用すると
46年:約1600万円
65年:約4000万円
今から2年間、160万円用意するだけで、これだけの金額に膨れ上がります。
このお金があれば裕福とまでは言えませんが、貧乏ではないと思いませんか?
もし年間80万円用意できるのであれば是非チャレンジしてみましょう。
マネーリテラシーを授ける
マネーリテラシーとはお金の知識です。
親がマネーリテラシーを手に入れて、子供に授けることで子供のマネーリテラシーが向上します。
逆に言えば親に知識が無ければ、必然的に子供も知識を得ることは出来ません。
なぜなら、お金の知識は義務教育では習わないからです。
子供によって差が生まれる原因は何か?
- 医者の子供は医者になる
- 弁護士の子供は弁護士になる
- お金持ちの子供はお金持ちになる
共通する点は、必ず親にも知識があることです。
つまり、『親にマネーリテラシーがあれば子供もマネーリテラシーがある』というわけです。
ではどのようにマネーリテラシーを手に入れるのか?
親であるあなたがお金に関する本をたくさん読みましょう。
そして本で得た知識を実践して、それが正しいことを証明しましょう。
現在あなたがお金に困っているのなら、恐らくあなたの親は古い考えの持ち主だと思います。
『お金は銀行に預けなさい!』この考えを植え付けられていませんか?
昔の人は銀行の金利(利息)が3%~5%ほどあった時代で育っていた為、銀行に預けているだけで100万円が1年後には105万円になっていました。
現在は0.001%まで落ち込み、100万円は1年後には100万10円にしかなりません。
昔の人は、この現実を受け入れつつも知識のアップデートが無いので対処法を知りません。
マネーリテラシーを持っていれば今でも5%の金利を手に入れる方法を知っています。
その結果、マネーリテラシーのある人と無い人では、金銭格差は広がる一方です。
どんな本がオススメなのか?
まとめ
親が子供にしてあげるべき金銭教育3選
- 倹約と我慢を教える
- 子供の為にジュニアNISAで投資をやってあげる
- マネーリテラシーを授ける
この3つを行えば、確実に周りの子供と比べて金銭教育の面でスタートダッシュを決めれます。
あとは子供自身の努力を見届けてあげれば問題ありません。
更に、親であるあなた自身も、知識を得て実践することで、今よりも豊かな生活が送れるようになるでしょう。
子供の将来を心配してお金や家を用意してあげる親も居ますがあまり効果が無いでしょう。
『釣った魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよう』という格言があります。
目先のお金よりも、自立した後に困らないように知識を与えましょう。
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