2024年から始まる新NISAには『つみたて枠』と『成長投資枠』の2つが混合しています。
つみたて枠の使い方は投資信託運用となりますが、成長投資枠では何を買えばいいか?分からない人の為にオススメな使い方を4つ紹介します。
年間240万円の使い道に悩んでいる人は是非参考にしてみてください。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
新NISAの概要
つみたて枠 | 新成長投資枠 | |
非課税投資枠 | 年120万円 | 年240万円 |
最大投資可能額 | 最大600万円 | 最大1200万円 |
非課税投資期間 | 最大600万円に到達するまで | 最大1200万円に到達するまで |
投資商品 | 投資信託・ETF | 上場株式・投資信託・ETF |
投資可能期間 | 無期限 | 無期限 |
今までは『一般NISA』と『つみたてNISA』2つの内どちらかを選択しなければいけなかったですが、新しいNISAは一本化して中身で2つに分類する仕組みとするようです。
どちらの枠も使用することが出来、最大で1800万円まで非課税枠が用意されます。早ければ5年で枠を使い切ることが出来ますが、普通の生活を送る人にとっては使い切るのに10年以上は掛かるでしょう。
新成長投資枠のオススメな使い方を4つ紹介していきます。
個別株で利益を最大限に
まず最初は『個別株』を購入する事です。
NISAは、株式・投資信託で得られる『利益』『配当金』『分配金』に対して非課税で受け取ることが出来ます。
個別株投資では利益が何十倍にも膨れ上がることがあります。
例えば個別株を240万円分購入して数年~数十年後に10倍・20倍になったとすると一気に2400万円~4800万円になることだって決して無理ではありません。
その際の利益に対してもNISAなら非課税で受け取ることが出来るので、個別株投資はオススメと言えます。
投資信託で安定的に
次は『投資信託』を購入する事です。
つみたて枠では、投資信託orETFを買うことが出来ますが、新成長投資枠でも投資信託orETFを購入することが出来ます。
つみたて枠の年間120万円(毎月10万円)以上投資にお金を掛けられる人は、新成長投資枠でも保有している投資信託を買うことで資産形成のスピードを上げる事が出来ます。
投資の基本はインデックスファンドを毎月一定額積み立てることで、プロの投資家にすら勝つことが出来る王道の投資スタイルです。
新成長投資枠という名前に惑わされずに淡々とインデックスファンドを積み立てる事もオススメの投資方法と言えるでしょう。
高配当株で配当金を貰いながら
次は『高配当株』を購入する事です。
NISAでは『配当金』も非課税で受け取ることが出来るため、配当金生活を送りたい人には高配当株を購入するのもオススメです。
仮に新成長投資枠の上限1200万円分を配当利回り4%越えの個別株で使い切った場合、1年間で48万円分は確保することが出来ます。
更に増配も期待できる為、それ以上の金額を確保することが出来る可能性もある為、リタイヤ生活の大きな手助けとなるでしょう。
現在マイナスの個別株を全て乗り換える
最後は『現在マイナスの個別株を全て乗り換える』ことです。
新NISAが開始されるタイミングで、特定口座や一般NISA口座で個別株を購入していて、尚且つマイナスになってしまっている人はこの方法をオススメします。
損失を出してしまっている個別株を保有していて、値上がりを期待して保有を続けるのなら絶対に新成長投資枠を使ったほうが良いでしょう。
利点は2つ
①まずマイナスの状況をリセットして損失が0円の状態からスタートできる為、その後株価が回復すると利益幅が大きくなりその分の利益に対しても非課税で受け取ることが出来るため、売却時のメリットが大きい
②乗り換える際、特定口座で損失を確定するので『損益通算』をすることが出来る。損益通算とは、株取引で損失を出した場合に確定申告をすることで所得税を減らす事が出来る税金対策です。
しかも売ってすぐに買うという乗り換えるだけなので買付余力も必要ありません。(ほぼ手数料しか掛かりません)
この条件に当てはまる人にはオススメの使い方だと思います。
まとめ
新NISAによる新成長投資枠の使い道に悩んでいる人は以下の4つがオススメです。
- 個別株で利益を最大限得る
- 投資信託で安定的な資産形成
- 高配当株で夢の配当金生活の準備
- マイナスの保有株を乗り換えて心機一転リスタート
一番無難な使い道は投資の王道であるインデックス投資だとは思いますが、自由に楽しみながら資産形成するのも悪くないかもしれません。
あなたの将来のプランに合わせて自由に選択してみてはいかがでしょうか?
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