〚高配当株投資〛最初のポートフォリオの組み方

投資

高配当株投資をやってみたい

どういう株を買えばいいか分からない

銘柄の組み合わせ方法を知りたい

高配当株投資に興味はあるけど、まだ始めていない方、始めたばかりの初心者の方に向けて高配当株のポートフォリオの組み方を説明しようと思います。

この組み合わせを理解することでリスクを軽減させることは出来ると思います。

私は2016年から特定口座で投資信託を買い、2019年からつみたてNISA口座を使い投資信託を買い始めました。

現在200万円ほど運用していて利益は35万を超えました。

今までの経験から少しでも役に立つ情報を発信できればいいと思っています。

高配当株投資の基本は分散投資

国の分散

高配当株は1社ずつ業績や配当利回りなどを厳選しなくてはいけません。

出来るだけ多くの選択肢を持たせる意味でも日本国内だけではなく、米国株にもチャレンジしましょう。

アメリカには連続増配株がいくつも存在します。

日本の最高連続増配記録は『花王』の30年間です。

30年前は1株当たり7.1円だった配当が30年後には130円まで増え続けました。

日本にも優秀な連続増配株は存在し20年間連続増配している企業は6社あります。

高配当株投資をするなら、こういった企業へ投資することが成功への軌跡となります。

アメリカに目を向けるともっと凄いことが起きています。

20年間連続増配株は100社以上あり、更に50年連続増配で見ても27社存在します。

50年連続では、みなさんご存知のコカ・コーラなどもあります。

20年を超えるだけでも凄いことですが、それ以上の企業というのはリーマンショックやITバブル時にも増配を続けたということです。

それだけ会社として強みがあり、多少の事では経営は危ぶまれないという実績を証明したことになります。

高配当株投資を成功させるためにもアメリカ株は欠かせない存在だと思います。

セクター(業種)の分散

会社のセクターを分散することもリスクを減らす効果があります。

  1. 情報技術(IT)
  2. ヘルスケア
  3. 不動産
  4. 製造業
  5. 小売業
  6. 金融
  7. 商社
  8. エネルギー
  9. 通信
  10. サービス

簡単に分類しても10個とかなりの業種が存在します。

これらを組み合わせることで、相反する動きをするものがあり結果的にリスク軽減に繋がります。

各セクター(業種)を資産の10%ずつなどバランスよく購入していきましょう。

高配当株投資のルール

国の分散、セクターの分散を理解出来たら、いよいよ自分なりの高配当株ポートフォリオを作成していくわけですがルールを設けたほうが作成しやすいと思います。

  • 最初は資金が少ないのでセクターは5つに分ける
  • 各セクターの割合を20%ずつにする
  • 1セクターの1銘柄には資産の最大5%までしか投資しない
  • バランスよく少しずつ銘柄を購入していく
  • 配当金が入ったら足りない銘柄に再投資する

このようなルールを決めることが株式市場で生き残るために必要だと思います。

スクリーニングを活用しよう

上記のルールを守るためにもスクリーニング(銘柄を絞り込む作業)をしましょう。

自分が使っている証券会社のサービスであると思います。

まずは資産がいくらあるか把握しましょう。

仮に100万円だとした場合、5つのセクターに分けると20万円ずつとなり、1銘柄に5%なので5万円まで、配当利回りは2.5%ぐらいの条件になります。

SBI証券で『5万円以下』『配当利回り2.5%以上』とスクリーニングをかけると2021年1月末で188件ヒットしました。

これから買うべき銘柄選定を行わないといけません。

実際にポートフォリオを組んでみた

私が勝手にポートフォリオを組んでみました。

※あくまで一例としてなので決して真似しないでください。

  1. (2768)双日 200株 49200円 配当利回り4%
  2. (3476)投資法人みらい 1株 40050円 配当利回り7.4%
  3. (1890)東洋建設 100株 49500円 配当利回り2.4%
  4. (1821)三井住友建設 100株 45000円 配当利回り4%
  5. (4005)住友化学 100株 47300円 配当利回り3.6%
  6. (4714)リソー教育 100株 29400円 配当利回り4%
  7. (5121)藤倉コンポジット 100株 38800円 配当利回り3.6%
  8. (6059)ウチヤマHD 100株 33600円 配当利回り2.9%
  9. (6186)一蔵 100株 34200円 配当利回り4%
  10. (6826)本多通信工業 100株 47800円 配当利回り4.3%
  11. (8306)三菱UFJ 100株 48300円 配当利回り5.1%
  12. (8308)りそな銀行 100株 37400円 配当利回り5.6%
  13. (7211)三菱自動車 100株 23700円 配当利回り4.2%
  14. (7277)TBK 100株 44000円 配当利回り2.7%
  15. (7870)福島印刷 100株 38800円 配当利回り3%
  16. (8864)空港施設 100株 47500円 配当利回り2.9%
  17. (9466)アイドマM 100株 43000円 配当利回り4.1%
  18. (3053)ペッパーフード 100株 24500円 配当利回り6.1%
  19. (3347)トラスト 300株 46500円 配当利回り2.5%
  20. (3646)駅探 100株 47300円 配当利回り4.2%
  21. (9412)スカパー 100株 47100円 配当利回り3.8%
  22. (8746)第一商品 300株 47400円 配当利回り3.1%

合計91万0350円 配当利回り3.9% 年間配当金35500円

商社・不動産・建設・ヘルスケア・教育・製造・通信・銀行・食品など様々な業種が入り混じっています。

このようにセクターも分散、資金も分散させて組むのが理想的だと思います。

今回はアメリカ株を抜いていますが理想は組み込むべきです。

そしてポートフォリオを完成させて終わりではありません。

常にこれらの銘柄をチェックして、減配・無配などが発表されれば入れ替えていく作業をしなくてはいけません。

まとめ

高配当株投資をやったことが無い人向けに解説してみました。

『国の分散・セクターの分散・資金の分散』

これらを意識して小さく安全に始めましょう。

年数を重ねるごとに資金も増えていき、規模も拡大して、多くの配当金を得ることが出来るでしょう。

高配当株投資はちょっと難しそうだな?と感じた方は、私がオススメしている投資信託運用を検討してみてください。

投資方法は色々あり、自分に合った方法を見つけることも大事です。

焦らずじっくり吟味してみてください。

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