「日経平均最高値更新」「NYダウ最高値更新」「金最高値更新」など金融商品には様々な高値更新のタイミングがあります。
このタイミングで投資をするのはオススメ出来ません。
その理由と対処法を教えていきたいと思います。
私は2016年から投資を行っており、資産は800万円を超えました。
低収入、ノーボーナスのアルバイト生活ながら資産を築けていると個人的に思います。
私が経験してきたことを少しでも共有できれば幸いです。
投資しないほうが良い理由

まずはこちらをご覧ください。

このグラフは日経平均株価の10年間のチャートになります。
最新の株価が約3万円。2012年時は8500円ほどを表しています。
2021年の初めにニュースで「日経平均がバブル経済以来の最高値を更新しました」と報道されました。
10年前に比べて株価は3.5倍ほどになっています。
『今株価が上がっているから投資したほうが良いんじゃないか?』と考えていざ投資をしようとしても失敗に終わる可能性が高いです。
あなた自身も何となく感じませんか?『株価上がりすぎ!』『これから暴落するかもしれない』と思うのが普通です。
最高値更新という言葉が出た後は一時的にですが下がる確率は高いです。
他のデータを見てみましょう

まずは直近の日経平均を見てみましょう。

2月16日に3万700円という最高値を付けてから2か月半で2万8800円まで下落しました。
次に金の価格を見てみましょう。

去年ニュースで金の価格も過去最高を記録と報道されていました。
去年の8月に7000円を超えたところが過去最高値でした。直近では6250円ほどまで下落しているのが分かりますね。
次に最近話題のビットコインも見てみましょう。

ビットコインも4月14日に680万円と最高値を付けましたが、その後売られて現在の価格は604万円となっています。
これらに共通して大体ですが最高値より10%近く下落しているのが分かります。
つまり最高値のニュースを観て投資をすると資産の10%は無くなってしまうかもしれないということになります。
これが投資をしてはいけない理由となります。
対処法

投資をしてはいけないなら暴落するまで待っていればいいのか?そんな疑問を解決していきましょう。
解決方法は『今すぐ投資をしてください』です。
矛盾していると感じると思いますがルールを守ってもらえれば大丈夫です。
- 投資の対象は投資信託
- 一気に資金を投資するのではなく少ない金額を積み立てる
- 初めはマイナスの時期が続くが気にしない
- 10年~20年という長いスパンで考える
こちらがルールとなります。
投資の対象は投資信託
投資をするにあたって個別株はリスクが高くなります。
日経平均が最高値を記録しているということは個別株の価格も上昇しています。
日経平均の225社に分散して投資するのと、1社の個別株に投資するのでは個別株のほうが下落リスクが高いです。
投資信託で投資先の分散を心掛けて安全に投資するべきです。
投資信託についての記事はこちら
一気に資金を投資するのではなく少ない金額を積み立てる
投資に使える資金は一気に注ぎ込むのは止めましょう。
先ほど説明した通り、最高値を記録すると10%の下落リスクがあります。
例えば100万円持っていたとして一気に100万円注ぎ込むと10万円の損失となってしまいます。
100万円を2年(24か月)に分けて積み立てると1か月当たり約4万円となり10%の下落でも4000円の損失で収まります。
また価格が下落している時にも購入タイミングは訪れる為損失は少なく済みます。
これを『ドルコスト平均法』と言い、積立投資の最強の武器となる方法です。
ドルコスト平均法についての記事はこちら
初めはマイナスの時期が続くが気にしない
最高値を記録しているタイミングで投資を始めるので最初のうちはマイナスとなってしまう確率は高いでしょう。
しかし投資をすると誰でも必ずと言っていいほどマイナスは経験しています。
むしろ投資額が少ないタイミングでマイナスを経験できるチャンスと捉えるべきです。
マイナスの時期からプラスに転換された時の喜びを経験するためにも、初めのマイナスの時期は気にしなくて大丈夫です。
私が暴落を受けてマイナスになってしまった時の記事はこちら
10年~20年という長いスパンで考える
投資を長いスパンで考えると現在の最高値も未来では違うかもしれません。
未来の最高値を意識してみると今すぐ投資を始めても問題ありません。
投資のタイミングを計るよりも長期間続けることが出来る環境のほうが大事です。
まとめ

投資で大事なことは3つあります。
『長期投資』『分散投資』『積立投資』この3つを意識してみると最高値の現在でも投資をやるべきです。
長いスパンで考え、投資する会社を分散し、一気に注ぎ込まないで資金を積立すればリスクを減らすことは可能です。
投資に興味を持っているなら実践してみましょう。
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