【初心者向け】50代から投資を始めても大丈夫?一般NISAとつみたてNISAどちらを選ぶべきかも解説!

つみたてNISA

50代から投資を始めても良いのか?

投資に興味はあるけど年齢的にリスクをとっても大丈夫なのか?

一般NISAとつみたてNISAどちらを選ぶべきか?

このような人へ向けて、50代で気を付けるポイント、オススメの投資方法について解説します。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

結論

50代などの比較的高齢の人は、運用期間が若い人より短くなるので悩みがちですが、投資に興味があるならまずは少額から試してみるのをオススメします。

ただし、株式などハイリスクな商品だけを安易に選ばず、まずはあなたのリスク許容度を知ることが大事です。

50代だからと言って、一般NISAが向いているとは限らず、つみたてNISAにて可能な範囲で運用を続けていくのもアリです。

この結論をもとに、50代からの資産運用の始め方を解説していきます。

50代の疑問

50代で投資に興味を持ったが今から始めるのは遅いだろうか?

長期投資が良いと話を聞くが50代でも間に合うのか?

つみたてNISAを考えているが、長く運用出来ないかもしれない事を考えると一般NISAの方が良いのか迷っている

こういった疑問が、高齢者になるに従って増えていくと思います。

少額投資のススメ

投資に興味があれば少額から試していくべき。

投資は、短期的な売買を行うトレード(投機)とは違い、長い時間を掛けての値上がりを狙うもので、比較的高齢の人はどうしても運用期間が短くなってしまう点で悩みがちです。

しかしそれでも、少額から始めてみるのはアリでしょう。

今は人生100年時代とも言いますし、もしかしたら思いのほか運用を長く続けられるかもしれません。

また今後、退職金を受け取った際に資産運用で失敗しないよう50代の内から投資の経験を積んでおくのは大事なことです。

投資を実際に始めることで、色々と学べることもあるので投資を始めるのに遅すぎることは無いです。

なぜ運用期間は長いほうが良いのか?

このグラフは、1950年~2020年で米国株式(S&P500)に投資した時の期間と年平均リターンの幅を表したものです。

期間1年だとこの通り、-38.5%~+45.0%と大きく利益が出た年もあれば大きく損をした年もありました。

しかし15年間運用を続けていれば、+0.9%~+15.6%と年平均のリターンの幅が小さくなり、どの時期に投資してもプラスの結果となりました。

このように長く運用すれば平均リターンは安定する傾向があるので、出来る限り長く運用を続けることを投資の前提としたいところです。

もちろん過去のデータなので未来の保障にはなりませんが、運用期間は短くても5年、出来れば15年以上は欲しいでしょう。

ただし、そうは言っても50代から投資を始めた人だとどうやって長期で運用すればいいか悩みやすいはずなので、その解決策となる考え方は後程説明します。

50代で投資を始める際の注意点

注意点は大きく分けて2つあります。

1つ目

手元資金が比較的大きくても、いきなり一括投資はせず、最初は少額から始めて運用に慣れることが大事です。個人的には月3000円程度から始めるのをオススメします。

2つ目

運用期間が比較的短くなるからと言って、短期間で利益を得るために株式などハイリスクな商品を安易に選ばず、自分のリスク許容度を知ることが大事です。

最初は少額から始めて運用に慣れる

何故少額から始めるのが良いのか?と言うと、損失で考えた時にメリットがあるからです。

例えば、投資の元本100万円が10%下がると-10万円になり暴落した時の損失額も大きいです。

10万円もの含み損が出てしまうと、やっぱり精神的に怖くなり相場が気になって辞めてしまう人も多いはずです。

一方で元本が1000円と少額で始めれば、10%下がっても-100円で済みます。

このようにいきなり大金を一括投資するとその後の暴落が怖いですが、投資額が小さければリスク(値動きの幅)を抑えることが出来ます。

その為、最初は少額で始めて運用に慣れてきた段階で投資額を増やすのが良いでしょう。

自分のリスク許容度を知る

この話の前提として、株式と債券の違いを知っておきましょう。

株式は会社の成長に期待して出資をした人に発行するもので値動きが比較的大きい(ハイリスク・ハイリターン)です。

一方で債券はいわゆる借金で比較的値動きが小さい(ローリスク・ローリターン)と思っておけば大丈夫です。

50代で投資を始めると、運用期間が比較的短くなるからと言って、短期間で利益を得るために株式などハイリスクな商品を安易に選んでしまいがちな人が多いと思います。

ただしその前に『自分がどれくらいのリスク(値動きの幅)を取りたいか?』これを年齢を問わず若い人でも高齢の人でも知ることが何より大事です。

比較的高齢の人は株式ではなく債券が好ましいとも言われますが、それも自分のリスク許容度にもよるでしょう。

自分がどれくらいの値動きなら精神的に余裕を持って運用を続けられるのかという『リスク許容度』を考えて銘柄を選ぶようにしましょう。

しかしそうは言っても、自分のリスク許容度なんてどうやったら分かるのか?という人にオススメの3銘柄を紹介します。

1.eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

2.eMAXIS Slimバランス8資産均等型

3.三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)

ハイリスク・ハイリターンで攻めの株式100%やローリスク・ローリターンで守りの債券重点型を持って比較し、各々がどれくらいのリスク(値動き)があるのか知ることが大事です。

これで数か月間運用した上で、慣れてきたら自分でアレンジしても良いでしょう。

こちらの3銘柄はつみたてNISAのオススメ3銘柄として紹介させてもらいます。

50代はつみたてNISAより一般NISAが良いのか?

運用期間が比較的短くなってしまうので『非課税期間が最長20年間と長いつみたてNISAよりも、非課税期間が最長5年の一般NISAを選ぶ方が良いのでは?』と考える人は多いでしょう。

確かにその気持ちは分かりますが、先ほどの注意点の話と同様、運用期間が比較的短くなるからと言って非課税期間が5年で良いのか?をそもそも考える必要があります。

また50代から投資を始めても、やり方によっては割と運用期間を長く出来るかと思うので解説します。

(イオン銀行 つみたてNISAから抜粋)

例えば2021年に50歳だとして、つみたてNISAを始めた例を見ていきましょう。

2021年で50歳の時に積み立てした分は2040年の69歳の時に非課税期間が終了します。

非課税期間は積立を始めた年から1年ずつズレていくので、2022年に51歳で積立した分は2041年で70歳の時に非課税期間が終了しますし、2040年に69歳で積立した分は88歳で非課税期間が終了します。

こうやってみると、やはりだいぶ高齢になってしまうように感じますが、まず50歳で積立した分については老後資金用に65歳から売却すると15年間は運用出来るので比較的長い期間保有が出来ます。

必ずしも非課税期間が終了するまで運用を続ける必要は無いことは知っておきましょう。

さらに手元の現金や老後の年金と相談しながら必要になった分だけ売却すればさらに長く保有が可能なので50代からでも慌てず始めていけば良いでしょう。

また新規の積み立てはいつでも止めることが出来るので安心してください。

まとめると、つみたてNISAを50代から始めても慌てずに運用期間を可能な範囲で長くしていけば大丈夫です。

若い人と比べるとどうしても運用期間は短くなりがちですが、それでもやり方次第では運用期間をある程度伸ばすことも可能だと思うので是非参考にしてください。

まとめ

50代など、比較的高齢な人は運用期間が若い人より短くなるので悩みがちだが、投資に興味があるならまずは少額から試してみるのがオススメです。

ただし、株式などハイリスクな商品だけを安易に選ばず、まずは自分のリスク許容度を知ることが大事です。

50代だからと言って、一般NISAが向いているとは限らず、つみたてNISAで可能な範囲で運用を続けていくのも良いでしょう。

50代からでも思い立ったら是非投資を始めてみましょう!

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