【新NISAへ向けて】2023年はNISA・つみたてNISAはやらない方が良い?投資戦略を徹底解説!

つみたてNISA

2024年から開始される新NISA

非課税制度の拡充や投資期間の恒久化など、投資家にとって最高の税制優遇が待ち受けています。

その一方で現行のNISA・つみたてNISAは2023年で終了となります。

では2024年を待って2023年は投資をしない方が良いのか?悩んでいる人も多いでしょう。

2023年の最適な投資戦略を徹底解説していきます。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

結論

2023年はNISAは止めておいた方が良いでしょう。

オススメは『つみたてNISAを1年だけやる』ことです。

NISAをやらない方が良い理由

まず大前提として2023年でNISA・つみたてNISAの制度は終了となります。

NISAをやらない方が良い理由は『5年で強制売却』をさせられるからです。

NISAの概要

  • 非課税投資枠:120万円
  • 非課税投資期間:5年間
  • 投資商品:上場株式(ETF・REIT含む)・投資信託

ここで重要なのが非課税投資期間が5年間ということです。

今までも5年間でしたが『ロールオーバー』という繰越制度を使うことが出来ました。

しかし新NISAが2024年から始まるにあたってロールオーバーが撤廃されることが決まっています。

つまり2023年に購入した投資商品は最大で5年間しか保有することが出来ず、2028年には強制売却or特定口座へ移されることになります。

投資は期間が長ければ長いほど有利とされています。

5年間では元本割れリスクの可能性も充分考えられるため投資初心者はNISA口座での運用はオススメ出来ません。

ただし、個別株投資で短期売買を得意としている人であればNISA口座を活用した方が良いかもしれませんね。

つみたてNISAをやるべき理由

つみたてNISAの概要

  • 非課税投資枠:40万円
  • 非課税投資期間:20年
  • 投資商品:投資信託・ETF

つみたてNISAをやるべき理由は非課税投資期間が20年あることです。

先ほどのNISAでは5年しかないのでオススメ出来ないと言いましたが、つみたてNISAは20年後に売却or特定口座への移動となります。

この図のように米国株式(S&P500)において15年以上投資を続けると元本割れの確率はほぼ0という結果となります。

つまり2023年に40万円分の投資信託(S&P500)を買っておけば理論上利益が出ているはずです。

ちなみに40万円を20年間年利5%で運用した場合いくらになるか見てみましょう。

(アセットマネジメントoneのシミュレーションを使用)

2023年に40万円投資信託(S&P500)を購入しておけば20年後には108万円になります。(理論上)

しかも元本割れリスクも限りになく0に近いということなので、2023年は『つみたてNISA』をオススメします。

投資戦略

2023年の投資戦略は簡単です。

  • つみたてNISA口座を使って投資信託を満額(40万円)購入する
  • 投資信託は『S&P500』or『全世界株式』がオススメ
  • 2023年に買った投資信託は20年間保有し続ける
  • 20年後は売却して、新NISAの投資枠が余っていれば全額投入する

2024年を待って2023年は『投資をしない方が良い』と考える人も居るでしょうが、40万円が108万円になるチャンスを見逃すことになるかもしれません。(これを機会損失と言います)

また投資をやったことが無い初心者の人も、ぜひ2023年の内に投資にチャレンジして『価格変動商品』に慣れておいた方が良いでしょう。この1年の経験は必ず2024年に生かされるはずです。

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