投資に興味を持ち始めると『つみたてNISA』をよく耳にすると思います。
しかし誰にでもオススメ出来るのか?と言えばそうではありません。
つみたてNISAを辞めておいた方が良い人の特徴を5つ紹介するので、当てはまる人は検討してみてはいかがでしょうか。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
投資について勉強しない人
つみたてNISAはよく『ほったらかし投資』と言われるように『何も考えずに20年間運用を続けていれば儲かる』と認識されている人も多いでしょう。
これはあくまで、始める前にある程度の投資の知識を必要とします。
- つみたてNISAの制度について
- 投資する商品の概要
- 想定される投資利回りについて
- リターンとリスクについて
- 20年間の投資シミュレーション
適当な商品を20年間運用しても利益が出る保証はありません。
良い商品を選定し、想定される利回りを把握し、暴落のリスクを受け入れ、20年間運用を続けてやっと利益が生まれます。
何も勉強する必要が無いというのは間違った捉え方なので注意しましょう。
貯金がない人
貯金が無い人は投資をやってはいけません。
〚投資は余裕資金で〛という格言もあります。
投資は貯金と違い『価格変動商品』なので、お金が減る可能性があります。
お金が無くなり生活がひっ迫するような事態になっては大変なので、まずは貯金から始めましょう。
いくら貯めればいいのか?というと『ざっくり100万円』です。
100万円あれば、失業や病気やケガなどにも対応することが出来ます。
100万円を貯めたら、100万円はキープしつつ残りのお金で投資を始めていきましょう。
給料が高い人
貯金もあり、給料も高い人は、つみたてNISAをやるべきではありません。
つみたてNISAは1ヵ月3万3333円。年間40万円が投資の上限となっています。
給料が高い人はそれ以上、投資にお金を使えると思うので、つみたてNISAよりも『一般NISA』を選択しましょう。
一般NISAは1年間の投資上限が120万円になります。
運用期間は5年(最大600万円)と短いですが、非課税枠を使い切らなければ5年以降もロールオーバーによって投資は可能です。
お金に余裕がある人は、わざわざ『つみたてNISA』を使うのではなく一般NISAを検討してみてはいかがでしょうか?
投資目的が短期の人
つみたてNISAは20年間運用することを前提とした制度になります。
投資目的が短期の人は向いていません。
- 車を買いたい
- ブランド品を買いたい
- 住宅の頭金を用意したい
- 旅行代を稼ぎたい
こういった1~5年ほどで目標を達成させたい人は『投資』ではなく『貯金』で賄いましょう。
何故短期目的はダメなのか?
1~5年の投資期間では『元本割れリスク』が高いからです。
想定利回りでシミュレーションする時、10年~20年という長期間においては価格変動の上下によってシミュレーション通り収束すると言われています。
しかし1~5年では、例えばリーマンショック級の大暴落にあった場合、回復に時間がかかる為、確実に元本割れを起こしてしまいます。
投資に基本は〚長期・分散・積立〛です。この3つを覚えておきましょう。
年齢が60歳間近の人
目的が短期の人と同じ理由となってしまいますが、60歳間近の人もオススメ出来ません。
理由は定年による収入の減少です。
- 収入が減ると”積立”を続けることが出来ない
- 収入は減ると生活費の為に売らなくてはいけない
この2点によって、つみたてNISAをオススメすることは出来ません。
しかしこの2点を解決できる人であればオススメ出来ます。
- 定年まで10年以上残っている
- 定年を迎えても退職金などで直ぐにお金を必要としない
こういった人は積極的に投資をして資産拡大を目指しましょう。
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