【ジャックとジルの物語】投資を早く始めて複利の力を最大限利用しよう!投資は金額よりも期間が大事!

つみたてNISA

投資において一番大事なことは何か?投資金額はもちろん大事なことですが、最も大事なのは投資期間です。投資を早くに始めて投資している期間が長ければ長いほど資産は爆発的に増えていきます。

これを複利の効果と言います。

複利の力の凄さを証明するための検証をしてみるので、少しでも理解出来たなら早めに投資を始める検討をしてみてください。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

複利の凄さについて

まずは複利の基本について

金利の計算方法には2種類あります。

単利と複利です。図を参照して下さい。

(楽天トウシルから抜粋)

単利は、運用した元本に対してのみ、利子が付くことを言います。5%の利子なら1万円に対して毎年500円ずつ増えていくという事です。

複利は、運用する元本+年々増えた利子に対しても、利子が付くことを言います。運用する元本+利子が毎年増えるので利子も比例して増えていくという事です。

複利にどれだけの力があるか具体例を見ていきましょう。

元本100万円を年利5%で30年間運用した場合、30年後の『単利』と『複利』でこれだけの差が付きます。

(三菱UFJ銀行から抜粋)

単利だと約250万円、複利だと約432万円、差額は182万円となります。

10年後では対して差は開いてないですが、30年後には大きな差となっているのが分かります。

なので投資を勧める際は『なるべく早く投資をしましょう』と言うのです。

ジャックとジルの物語

日本では馴染みがないですが、アメリカでは有名な『ジャックとジル』の物語があります。

大学に進学することが出来なかった『ジャック』は18歳から働き始めて毎年50万円ずつ積立投資を始めました。そして8年間だけ積立投資を行い、その後は積み立てをやめて放置してしまいました。

ジャックの投資金額は400万円となります。(50万円×8年間)

一方『ジル』は医大に進学し、26歳から働き始めると同時に毎年50万円ずつ積立投資を行いました。そして26歳から65歳までの40年間積立投資を継続しました。

ジルの投資金額は2000万円となります。(50万円×40年間)

投資条件

  • ジャックもジルも同じ商品に投資をしている
  • 年利は10%とする
  • ジャックが投資したのは18歳~26歳までの8年間で投資金額は400万円
  • ジルが投資したのは26歳~65歳までの40年間で投資金額は2000万円

さて65歳時点で、より多くお金を持っているのはどちらでしょうか?

正解は『ジャック』になります。

ジャックの総資産は2億5878万円

ジルの総資産は2億2129万円

ジャックの方が3000万円も多く資産を手に入れることが出来るというわけです。

複利の力の凄さが分かりますよね?

つまり投資金額よりも『投資期間』をどれだけ確保することが出来たかが大事になるという事です。

ジルよりも”たった8年”早く始めただで、投資金額5倍でも埋めることが出来ないぐらい圧倒的なアドバンテージを得たという事です。

老後資金2000万円を貯める為のシミュレーションをしよう

あなたがお金を貯めたい理由の1位は『老後資金』だと思います。

(Leadingtechより抜粋)

貯金の目的のアンケートでもこのようになっています。

貯金だけで老後資金を貯めるのは至難の業です。

そこで投資の力(複利の力)を使って老後資金を貯めてみませんか?

アセットマネジメントOne資産運用シミュレーション〛を使ってみましょう。

  • 運用利回り7%と仮定(S&P500を用いた時の平均)
  • 初期投資額は0円(貯金がある人は各々で調整可能)
  • 目標資産は2000万円(老後2000万円問題があったので)
  • 積立期間は30歳と仮定して65歳までの35年間(65歳-あなたの年齢とする)

この条件を当てはめてみると、毎月11,105円となります。

あなたの現在の年齢でシミュレーションしてみましょう。更にもし5年・8年・10年遅れたらどれだけの資金が必要になるか?など色々シミュレーションすることで、投資を早く始めたほうが良いと思えるはずです。

投資にはリスクがあります

これまで投資は早く始めたほうが良いと説明してきましたが、投資には『リスク』があります。

必ずシミュレーション結果と同じ成績が出る保証もなく、損をする可能性もあります。

あくまで投資は自己責任となっています。

しかし補足として、過去のデータを見ると、株式市場は右肩上がりの成長を続けています。100年に1度の大暴落であるリーマンショックですら乗り越えてきました。今後も続くかどうかは不透明ですが、世界経済の成長を信じることが出来るのなら投資をやるべきです。そして投資を始めるのなら早いほうが複利の効果を最大限生かすことが出来ます。迷っている人は少額からでも良いのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

家庭の金銭学

家庭の金銭学という本に複利の実例として『ジャックとジルの物語』が載っています。

お金に関する総合的な内容となっています。興味のある人はぜひ手に取ってみましょう。

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