Yahoo!ニュースで記事になっていた「手取り20万円できついと思うことに関する意識調査」(株式会社ビズヒッツより抜粋)を見て感じたことや対処法について
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
本当に生活は苦しいのか?
手取りが20万円ということは給料の額面では24万円ほどだと思いますが、これって本当に少ないのでしょうか?
大卒社会人1年目の平均が手取り16万円ほどと考えると少しは余裕があるように感じます。
もちろん家族を養っている人と一人暮らしの人では生活環境が違いますから一概には言えませんが、恐らく多くの人は無駄な出費を防ぐことが出来れば生活しつつ貯金も可能な給料水準だと思います。
手取り20万円、どんな時にお金が足りないと感じる?
1位「欲しいものを買えない(117人)」
- 洋服や美容が好きでお金をかけたいが、かけられない。自由費がほとんどなく、家賃や生活費に消えていきます(20代女性)
- 趣味にお金をかけたいときに我慢しなければならないこと(50代女性)
- 家族を養うことと住宅ローンでプラスマイナス0なので、必要最低限のものを買うこともままならない
2位「貯金ができない(99人)」
・一人暮らしをしようとするとかなりカツカツで貯金ができない(20代女性)
・これ以上節約できないほど生活レベルを下げているのにお金が貯まらない(30代男性)
・口座残高を見て、お金が貯まっていない現実を突きつけられるときがつらい
3位「イレギュラーな出費への対応(76人)」
・友人の結婚式が重なるなど、あまり頻度は高くないけど高額な出費が続くとしんどい(20代女性)
・家賃・光熱費・駐車場代を払いつつ、住民税・自動車税などの税金を払わなければならないときは最高にキツイです(30代男性)
・貯金できないことが多いので、予想外の出費があったら困る(40代女性)
このような結果のようです。
この中からいくつか気になる点を挙げていきましょう。
欲しい物が買えない
『自由費がほとんどなく、家賃や生活費に消えていく』
解決策
家賃(固定費)と生活費(変動費)が単純に高すぎる。
給料4分割法を使えば自由費(お小遣い)が生まれ、尚且つ貯金も可能になる。
貯金が出来ない
『これ以上節約できないほど生活レベルを下げているのにお金が貯まらない』
解決策
30代男性の意見だが、普通に就職をしているならお金が貯まらないはずがない。
これ以上節約できないほどの生活レベルといっても自分がある程度望んだ生活レベルである可能性が高い。
また無駄な保険や自動車を保有している可能性も高く到底最低水準の生活レベルとは言えない状況。
イレギュラーな出費への対応
『高額な出費が続くとしんどい』『予想外の出費があったら困る』
解決策
生活防衛資金を貯めておけば対応可能
ある程度の貯金額で満足してしまい、まとまったお金を用意できていない時点で問題あり。
『 家賃・光熱費・駐車場代を払いつつ、住民税・自動車税などの税金を払わなければならないときは最高にキツイ』(30代男性)
問題外
自動車を保有しなければ駐車場代・自動車税がかからない為貯金が可能になる。
また『イレギュラーな出費』での回答で住民税・自動車税を挙げているがイレギュラーではない。
自動車税をイレギュラーと言っている時点で計画性が乏しく自動車を保有する資格がない。
老後を考えると手取り20万円は幸せ
定年を迎えると主な収入は年金だけだと思います。
厚生年金の平均が16万円ほど、国民年金のみで7万円弱、夫婦の年金額が合わさって20万円を超える程度です。
現役時代の手取り20万円で生活が苦しくなっているようでは老後の生活は成り立たないでしょう。
今から生活レベルを下げつつ、20万円のうち4万円を貯金に回すことが出来れば厚生年金16万円の生活に慣れて、かつ毎月4万円の貯金が出来るようになるので理想的でしょう。
まとめ
Yahoo!ニュースや金融関係のコラムなどでよく見かける『手取り○○円では生活が厳しい 』 という問題がありますが実際には貯金が出来る生活をする事は可能だと思います。
こういった記事の主な原因は
- 家賃が高すぎる
- 無駄な保険に加入している
- 自動車を保有している
誰しもどこかに、無駄な契約・無駄な出費や給料に見合っていない生活環境(家賃)があるので『生活が厳しい』『貯金が出来ない』と嘆いているのです。
正しいお金の知識を身に付け、あなたの給料と照らし合わせて本当に必要なものを吟味すれば自然とお金は貯まっていきます。
私自身も手取り20万円より更に下に位置していますが貯金と投資に励んだ結果、資産は850万円を超えています。
家賃・保険・自動車に関する記事を貼り付けておくので興味のある方はご覧ください。
コメント