2024年から始める新NISA!
お得な制度みたいだけど投資初心者にとっては分からない事だらけのはず!
そこで新NISAに関する気になる疑問について簡単に解説していきます。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
NISAってそもそも何?
NISAとは、税金のお得な制度です。
通常は投資で得た利益や配当金・分配金に対して約20%の税金が取られます。
100万円で買った株が1年後200万円になり売却すると利益100万円に対して約20万円が税金として取られてしまいます。
しかしNISAを使えば税金の20万円を支払う必要が無くなり100万円の利益はそのまま手元に残すことが出来ます。
税金が非課税になる『超お得な制度』となるので使わない手はありません!
新NISAでは何が変わるの?
現行ではNISA・つみたてNISAと2種類あり、それぞれ特徴が違います。
2024年からはNISA・つみたてNISAは無くなり『新NISA』の一本化となります。
現行のNISAはこのようになっています。
一般NISA | つみたてNISA | |
非課税投資枠 | 年120万円(最大600万円) | 年40万円(最大800万円) |
非課税投資期間 | 5年 | 20年 |
投資商品 | 上場株式(ETF・REIT含む)投資信託 | 投資信託・ETF |
投資可能期間 | 2014年~2023年 | 2018年~2042年 |
新NISAはこのように変わります。
つみたて枠 | 新成長投資枠 | |
非課税投資枠 | 年120万円 | 年240万円 |
最大投資可能額 | 最大600万円 | 最大1200万円 |
非課税投資期間 | 最大600万円に到達するまで | 最大1200万円に到達するまで |
投資商品 | 投資信託・ETF | 上場株式・投資信託・ETF |
投資可能期間 | 無期限 | 無期限 |
今までは『一般NISA』と『つみたてNISA』2つの内どちらかを選択しなければいけなかったですが、新しいNISAは一本化して中身で2つに分類する仕組みとするようです。
どちらの枠も使用することが出来、最大で1800万円まで非課税枠が用意されます。
何歳から利用できるの?
NISA・つみたてNISA・新NISA
それぞれ18歳以上で利用可能です。証券会社に申し込む際、NISA口座を開設しましょう。
効率の良い使い方は?
一番効率の良い使い方は『上限1800万円を早くに使い切る事』です。
1年間の上限はつみたて枠・新成長投資枠合わせて360万円なので最速5年で使い切ることが出来ます。
早く使い切ることによって複利の効果が高まるので資産形成のスピードは加速していきます。
つみたて枠でオススメの投資商品は?
つみたて枠は『投資信託』or『ETF』から選ばなくてはいけません。
その中でオススメは投資信託の『S&P500連動インデックスファンド』もしくは『全世界株式インデックスファンド』となります。
具体的な商品名を挙げるとすると
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
この2つの内のどちらかを積み立てる事が最適解と言えるでしょう。
新成長投資枠でオススメの投資商品は?
新成長投資枠は『上場株式』『投資信託』『ETF』の中から選ぶことが出来ます。
投資初心者にオススメなのは、つみたて枠と同じ商品となります。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
個別株やETFなどは投資初心者には難しいので、リターンとリスクのバランスを考えると上記2つの内のどちらかを選択するのが好ましいでしょう。
現行のNISA・つみたてNISAはどうすればいいの?
今まで使っていたNISA・つみたてNISA口座の対応はどうすればいいのか?
基本的には『非課税期間まで売却せずに持っておく』ことでしょう。
NISAであれば5年。つみたてNISAでは20年が非課税期間としてあるので最大まで保有継続して運用することをオススメします。
ただし!一般NISAで個別株に投資している場合は、利益の出ているタイミングで売却してしまうのもアリでしょう。2024年には一般NISAが無くなり『ロールオーバー』もすることが出来なくなるため5年後には強制売却もしくは特別口座への移動が余儀なくされることから、利益の出ている商品は売却して新NISAへの資金として確保しておくのも良いかもしれません。
2023年はどうすればいいの?
2023年の投資手法としてのオススメは、つみたてNISAで上限40万円分投資信託を購入する事です。
2023年に購入した投資信託は20年後の2042年まで非課税で運用する事が可能です。
積み立てが出来なくても年利5%で運用していけば40万円が108万円まで資産は膨れ上がります。
2023年は投資をしないという選択をしてしまうと、40万円が108万円になるチャンスを逃してしまうので勿体ないです。
2023年はつみたてNISA口座で満額積立を行い、2024年からは心機一転、新NISAで積立をしていくことをオススメします。
iDeCoはどうするべき?
現在、iDeCoで投資商品を積み立てている場合、新NISAが始まるタイミングで辞めてしまっても大丈夫です。
iDeCoを辞めて、そのお金を新NISAに注ぎ込めば資産形成のスピードは変わりません。
iDeCoはデメリットが意外と多いので、どうしようか悩んでいる人はiDeCo辞めて、新NISA一本に絞って資産形成することをオススメします。
保険で資産運用している場合、新NISAに変更した方が良い?
現在、投資信託や株式投資ではなく『保険会社で資産運用している』という人は、新NISAに切り替えたほうが良いでしょう。
保険で運用するのはデメリットが多くあります。
- 運用利回りが低い
- 手数料が高い
- 元本割れリスクがある
- 本当にいい商品が無い
資産を本当に増やしたいと考えるなら『自分自身で資産運用しましょう』
もし今保険を解約して元本割れを起こす、元本保証がない状況でも途中解約したほうが良いかもしれません。
S&P500や全世界株式であれば、今までの歴史上年利5%程度は見込めるので、いずれ保険の元を取ることが出来ます。その後の資産運用のスピードは保険商品とは比べ物にならないくらいの速さで進んでいくので1日でも早く正しい資産運用を心掛けましょう。
自分で資産運用をするやり方が分からない人はこちらの記事を参考に『まずは証券会社の口座開設』から行っていきましょう。
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