【老後資金っていくら必要なの?】計算して老後生活に備えよう

老後

老後資金を貯めようと言われても具体的な数字が無いと不安ですよね?

政府は2000万円と言っているけど本当に必要なのか?それとももっと必要なのか?

一人一人生活環境が違うので、あなたにとって必要な老後資金を一緒に計算してみましょう。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

老後はいくら貰えるのか?

老後の主な収入は『年金』となります。

その他準備している人であれば『iDeCo』『不労所得』などがあります。

では年金はいくら貰えるのか?

  • 厚生年金の平均金額:15万円
  • 国民年金の支給額:5万5千円

夫婦2人(サラリーマンと専業主婦)の場合、20万5千円となります。

この数字はあくまで平均値を表しており、毎年送られてくる年金定期便を確認することで50歳以上であれば詳しく知ることが出来ます。

50歳未満の方も予想支給額を算出する方法はありますので下記の記事を是非参考にしてみてください。

老後の収入が年金のみの人は以上となります。

iDeCoをやっている人はどう計算するのか?

iDeCo運用シミュレーションを行い60歳時点での評価額(投資元本+運用益)を算出しましょう。

年金が貰える65歳~100歳までの 35年間(420ヵ月)を 取り崩し期間と想定してます。

評価額÷420ヵ月=毎月の支給額となります。

年金とiDeCoをやっている人は金額を合算しておきましょう。

不労所得を得ている人はどう計算するか?

  • 株の配当金
  • 不動産の家賃収入
  • 特許使用料
  • 著作権

不労所得を貰っている人は現在年間でいくら貰っているかを算出し12ヵ月で割りましょう。

不労所得は不確定要素が多く、65歳までの期間が長い人ほど計算がしにくいです。

なので現時点での所得を年金と合算して老後の支給額とした方が良いでしょう。

その他保険などに加入している人

年金のような役割の保険に加入している人は満期時の支給額が記載されていると思うので年金と合算しましょう。

〚年金(○○円)+iDeCo(○○円)+不労所得(○○円)+保険(○○円)〛

あなたが老後いくら貰えるのか?これで分かると思います。

老後資金は何歳まで用意するべきか?

平均寿命を見てみると(2020年のデータ)

男性:81歳

女性:87歳

勘違いしないで欲しいのですが、あなたがこの年齢まで生きられるというわけではなく、2020年に生まれた子供の平均寿命がこの数値だということです。

では男性の場合81歳、女性の場合87歳まで用意すればいいのか?とはなりません。

医療の発展、新たな栄養素の発見などが将来見込まれることから100歳までは用意するべきと考えます。

途中で老後資金が無くなるといった恐ろしい出来事を回避するためにも出来るだけ多く準備しましょう。

大事なことは〚死ぬまでお金の心配をしなくて済んだ〛ということです。

あなたが望む老後の生活費はいくらか?

老後までの期間が長い人にはピンと来ないかもしれませんが、ざっくりでいいので老後生活を送るのに毎月いくらあれば幸せか考えてみましょう。

  • 現状の生活に満足できるなら現在の給料(貯蓄を除く)
  • 夫婦で20万円あれば満足
  • 15万円でも生活する自信がある
  • 最低30万円は欲しい

誰しもが辛い節約をしないと生活できないカツカツの暮らしは望みませんよね?

夫婦で22万~35万ほど、一人暮らしなら18万~30万ほどで落ち着くかなと思います。(無理な欲望はやめて現実的な数字を出しましょう。)

これで全ての数字が出揃いました。

計算してみよう

  • 老後の収入:○○万円
  • 65歳~100歳まで:420ヵ月
  • 老後の生活費:○○万円

この3つの数字を使って必要な老後資金を計算してみましょう。

(老後の生活費-老後の収入)×420ヵ月=必要な老後資金

例1.平均的な夫婦の場合

老後の収入:20万5千円

65歳~100歳まで:420ヵ月

老後の生活費:30万円

(30万円-20万5千円)×420ヵ月=3990万円

例2.自営業の一人暮らしの場合(国民年金のみ)

老後の収入:5万5千円

65歳~100歳まで:420ヵ月

老後の生活費:18万円

(18万円-5万5千円)×420ヵ月=5250万円

このように計算してみると老後資金をいくら貯めればいいか分かります。

毎月の貯金額を知る方法

  • (65歳-現在の年齢)×12=65歳まであと何ヵ月か?
  • 必要な老後資金-現在の貯金額

上記2つの数字を割ってあげると毎月いくら貯金すればいいか分かります。

例1.に当てはめてみましょう(年齢40歳、貯金が300万円あると仮定して)

3990万円-300万円=3690万円

(65-40)×12)=300ヵ月

3690万円÷300ヵ月=12万3千円

毎月12万3千円貯金出来れば65歳時点で合計3990万円貯めることが出来ます。

まとめ

  • 老後の収入
  • 死ぬまでの期間(出来れば長めの100歳まで)
  • 老後の生活費

3つの数字を算出することであなたに必要な老後資金が分かります。

計算をしてみてどう考えても無理な数字が出た人も多いでしょう。

その場合は生活費を削減したり、老後の収入を増やすために行動をしたりしなくてはいけません。

  • iDeCoを始めてみる
  • 株を買ってみる
  • 不動産を買って家賃を手に入れてみる

恐らく多くの方は65歳まで時間が残っているはずです。

必ず訪れる老後から目を背けず今から出来ることをしっかりやって安心できる老後を迎えましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました