親の老後、自分の老後に対する悩みや不安の代表的なものは以下の4つでしょう。
- 健康
- 老後資金
- 介護
- 相続
こういった不安や悩みを解決することが出来れば充実した老後生活が訪れるはずです。
老後までまだ時間のあるうちに悩みを払拭してしまいましょう。
老後の不安・悩み
ある調査によると『老後に対して不安や悩みはありますか?』に対する質問の内、約90%の人があると回答
健康面に対する不安、老後資金に対する不安、親や自分自身の介護に対する不安などが上位を占めています。その他に相続、漠然とした不安などが挙げられています。
こういった悩みを解決しなければ不安な気持ちで老後生活に突入してしまいます。
そうならない為にも早めの準備を心掛けましょう。
健康
健康については、若いうちから気にしておくことが重要です。
適度な運動、バランスの良い食事、睡眠などに気を付けておけば予防となります。
しかし結局のところ病気になってしまうかどうかは”運次第”なところがあるので割り切ることも大事でしょう。
病気が怖いからと言って『保険』に加入することはあまりオススメ出来ません。
もしもの時の為にと保険に頼るのではなく、治療費や手術代などを事前に”現金”で用意しておきましょう。
保険に加入するための毎月のお金を貯金しておくことで保険以上のお金を用意することも可能となります。
老後資金
老後資金には2000万円が必要と言われています。
この数字は厚生年金を平均額もらえる人が当てはまる条件であり、国民年金のみの人はもっと必要となるはずです。
2000万円以上を用意するのは容易ではありません。
若いうちから貯金だけで達成できる人はごく僅かで、多くの人は投資による資産運用が必須となります。
また準備期間が短ければ短いほど達成確率は下がっていくので、なるべく早いうち(20代前半)から資産運用に取り組みましょう。
まずは家計の黒字化を目指し、そこから貯金に回るお金を投資に回すことで資産形成のスピードはアップしていきます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
介護
親の介護、自分の介護、どちらにも当てはまるのは多額の資金が必要になる事です。
親の介護に関しては、自分がやればお金は余り掛からないかもしれませんが、精神的・肉体的に厳しくなるのが想像できます。
ヘルパーさんや施設の利用で負担を軽減できますが、そうするとお金が掛かりますよね。
自分自身の介護も、子供がやってくれれば問題ないですが、子供に世話になりたくない、子供が居ないなどを理由にヘルパーさんや施設を利用すればお金が掛かります。
つまり『お金があれば心配しなくていい』ということですよね?
老後資金2000万円の目標から3000万円~5000万円以上を目標として、やはり若いうちから準備しておくことが重要です。
相続
相続については『事前の打ち合わせ』が最も重要です。
- 資産はどういったものがあるのか?
- 誰にどの割合で相続するのか?
- 借金は無いのか?
生前に集まり話し合って決めておくことでトラブル回避に繋がります。
また相続には法律が関わってくるので、相続に関する理解が重要です。
なかなかネットで調べても本当に欲しい情報が手に入りにくいので、オススメは本を読んでおくことです。
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この本では家族が亡くなった場合、何をすればいいのかが分かりやすく丁寧に書かれています。
相続についても『生前には何をすればいいか?』『亡くなった後の手続き』『相続税で損をしない為の方法』などが学べます。
”もしもの時”に必ず役に立つ情報が載っているので一家に一冊準備しておいた方が良いでしょう。
まとめ
実際にまだ体験していないからこそ、老後に対する不安や悩みがあるのでしょう。
いざ老後を迎えた時に慌てないようにしっかりと準備しておくことが重要です。
特に大事なのは『お金』です。お金があれば健康(病気やケガ)の不安、老後資金、介護については払拭できるはずです。
お金を用意する為には貯金だけではなく投資の力が大事であり、若いうちから投資を始める事で資産形成のスピードが加速する事でしょう。
今日が人生で一番若い日なので今すぐ準備に取り掛かりましょう。
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