55歳といえば定年を強く意識する年齢ではないでしょうか。
あと5年で定年退職、何か準備しておくものは無いだろうか?
定年後も働く必要があるのか?
定年の準備をしている人としていない人では老後生活の質が変わる恐れがあります。
この記事では定年前の準備は何をすればいいのか?解説していきます。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
定年後の不安はお金の心配
定年後、最も不安なのは『老後資金』でしょう。
- 一体どれぐらい準備すればいいのか?
- どんな暮らしが出来るのか?
- 2000万円は本当に必要なのか?
このような不安を解消するには『老後生活のシミュレーション』をする必要があります。
そんなこと言ってもイメージ出来ない!という意見もありますが、しっかりイメージすることが出来れば老後の心配は無くなるかもしれません。
老後生活シミュレーションを行ってみましょう。
ライフプランを練って老後資金を把握する
ライフプランを練るとは、定年後の【収入・支出・資産残高】を表すことです。
例として
夫婦二人の生活で、夫婦の年金の合計額が月額25万円で、毎月の生活費が30万円だった場合、毎月の赤字は5万円となります。
100歳まで生きると仮定した場合、65歳から年金生活が始まると35年間あります。
ということは、5万円×12か月×35年=2100万円
つまり老後資金は2100万円必要になるという事です。
ライフプランを練っておくと、何年で貯金が底をつくのか?生活費をいくら削ればいいか?などが分かります。
老後資金が尽きないようにするにはどうすればいいかなど節約も計画的に行うことが出来ます。
例えば55歳からは無駄遣いを控えて老後資金に充てようなど。
定年後のイメージをする
ライフプランを作ることで、定年後のお金についてイメージ出来たと思います。
次は定年後のイメージを作りましょう。(非常に大事なことです)
老後資金が足りなかった人は
- 定年になった時に再雇用で働くことが出来るのか?
- それとも違う仕事をするのか?
- 働くとして65歳までなのか?
- 70歳までなのか?
この答えは定年前までに解決しなくてはいけません。
- 再雇用で働けるのなら何歳まで雇用して貰えるのか?
- 違う仕事なら資格を取っておいた方が良いのか?
- 70歳まで働くなら体に無理のない仕事を選ぶ必要があるのか?
漠然と老後資金が足りないという事ではなく、どんどんイメージを膨らませて55歳から60歳までの期間に準備していきましょう。
何も準備しなければ違う仕事に就いたときに『何もできない人』のレッテルを貼られて最悪の場合すぐにクビを宣告されその後の計画が崩れる恐れがあります。
老後資金に余裕がある人は『生きがい』を見つけましょう。
老後生活に突入すると必ず『時間』が生まれます。
その時間をダラダラ過ごすのはボケる原因にもなります。
夫婦で行える趣味や一人で没頭できる趣味などの生きがいを見つけ第二の人生を快適に過ごす準備をしましょう。
60歳や65歳で定年を迎えて100歳までと仮定した場合の35年という長い月日を精一杯楽しみましょう。
マネーリテラシーを高める
マネーリテラシーとはお金の知識です。
老後生活を不安なく過ごせるかどうかはある意味『お金』にかかっています。
そして老後生活の主となるお金は『年金』です。
年金に対する知識を身に付けることは非常に大事で、2022年には年金の改定があります。
年金の繰り下げ受給が75歳まで延長されたりして定年後の働き方も変わってきます。
つまり年金改正を知っておくだけでも得をする可能性があります。
更に55歳の時点で老後資金がどうしても足りないという人も居るでしょう。
そういう人は資産運用についての知識を勉強するのも良いでしょう。
マネーリテラシーを高めれば『年金』以外の収入を得る可能性もあります。
まとめ
55歳から始める定年後の準備
- ライフプランを練る
- 定年後のイメージをする
- マネーリテラシーを高める
これらを準備することによって、定年後の生活を少しでも豊かにすることは出来ると思います。
年齢が早いうちから準備をしっかりやっておけばその分余裕が生まれますが、55歳からでも効果は抜群です。
定年までの5年間をダラダラ過ごす人としっかり準備している人の差は必ず生まれますので、今すぐ実行して楽しい老後生活を送りましょう。
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