『老後の生活が不安』多くの方が抱える悩みです。
そんな不安を少しでも軽減するために60歳までにやっておくべきことを5つ紹介します。
お金を十分用意することが出来ない人でも準備さえしっかりやっておけば少しは安心して老後生活を送れるかもしれません。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
借金をゼロにしておく
住宅ローンを含む全ての借金を無くしましょう。
借金を抱えたままだと返済に追われて安心した老後生活を送れないからです。
例えば35歳で住宅ローン2000万円を金利1.5%、35年返済で借りた場合、月の返済額は約6万円となります。
65歳で年金生活に突入すると70歳までの5年間は収入の無い中で返済しなくてはいけません。
ただでさえ不安な老後生活がさらに不安になってしまいます。
なので、子供のいない時期や、子供が成人した後にしっかりと貯金して60歳までに返済が終わるように繰り上げ返済をしておきましょう。
貰えるお金を確認しておく
会社を退職すると主な収入は年金となります。
60歳の時点で貰える年金を把握しておきましょう。
- 60歳から貰う場合(繰り上げ支給)はいくらか?
- 65歳から貰う場合はいくらか?
- 70歳から貰う場合(繰り下げ支給)はいくらか?
- 75歳から貰う場合(超繰り下げ支給)はいくらか?
それぞれ確認しておきましょう。
年金定期便や年金事務所に行くことで正確な金額が分かります。
年金額が分かれば、今の生活と比較してで何を削り、何を見直せば安心した老後生活を送れるかが分かります。
65歳から年金を貰うと生活が苦しいと感じる場合は、70歳や75歳まで働いて年金を繰り下げ支給出来ないか?など検討することも出来ます。
年金に関する詳しい記事はこちら
最低でも年収の金額を貯金しておく
最悪の事態に備えて年収分の金額を貯金しておきましょう。
突然のリストラ・病気による退職など予測の出来ないことに対してリスクを回避する意味でも最低でも1年分の現金を用意しておきましょう。
最低1年分あれば失業保険と合わせて1年半~2年は生活が成り立ちます。
慌てて条件の悪い会社に転職しなくて済みますし、スキルアップして良い就職先が見つかるかもしれません。
何もなければ老後資金として活用できるので問題ありません。
生活レベルを下げておく
老後生活に突入すると99%の人は現役時代よりも収入は減ります。
例えば収入が3割減るとすると生活レベルも3割落とさなくてはいけません。
定年を迎える時に生活レベルを落としても問題は無いのですが、60歳の時点で落とすことによって2つのメリットがあります。
- 徐々に体を慣れさせる
- 余ったお金は老後資金になる
いきなり生活レベルをガクッと落とすと精神的にきついです。
高層マンションに住んでいた人が築50年のアパートに暮らすのはプライドが許しませんよね?
上記の例は極論ですが、人は意外と生活レベルを落とすことが苦手です。
いきなり3割落とすよりも徐々に段階を踏んで落としていくと体が慣れさせていくとスムーズに生活レベルを落とすことが出来るでしょう。
60歳の現役バリバリ時代に生活レベルを落とすとその分お金に余裕が生まれます。
毎月30万円の暮らしをしていた人が3割減の21万円で生活すれば9万円浮きますよね?
毎月9万円を60歳~65歳までの5年間(60ヵ月)貯金すれば540万円になります。
60歳という早い段階から老後生活のような暮らしを体験しつつ65歳までお金が貯まるこのシステムはぜひ取り入れるべきです。
趣味を見つけておく
仕事を辞めると時間を持て余します。
没頭できる趣味があればいいのですが仕事一筋の人ほど趣味がありません。
お金に余裕があれば旅行に行きたいなど願望はあるかもしれませんが実際は難しいですよね?
そこでなるべくお金が掛からない趣味をいくつか先に見つけておきましょう。
- 映画・DVD鑑賞
- 読書
- ウォーキング・ジョギング
- 登山
- ガーデニング
- 美術鑑賞
- カラオケ
- ゲーム
- カメラ
- 手芸
- ブログ運営
老後の趣味を見つけるポイントは、あなたが興味を持てる・趣味に対応する体力がある・他の人の支援なしで出来る・経済的な負担が少ない
高齢者が没頭できる趣味を持つと生活の質が向上し、ボケ防止にも繋がります。
身体機能を維持して認知症を予防には、出来るだけ外出して他の人とのつながりのある趣味を見つけるのがオススメです。
まとめ
60歳までに準備する5つのこと
- 借金をゼロにする
- 貰えるお金を確認しておく
- 最低でも年収の金額を貯金しておく
- 生活レベルを下げておく
- 趣味を見つけておく
65歳から老後生活が始まりますが100歳まで生きると仮定すると35年もあります。
老後の暮らしはなかなか想像出来ないかもしれませんが35年間給料所得を貰えない中で生活しなくてはいけません。
どんな暮らしをしたいか(理想)どんな暮らしが出来るのか(現実)を考え、シミュレーションをして予め準備しておくことで65歳になった時に慌てる必要が無くなります。
お金があれば全て解決するかもしれませんが、全員が簡単に用意することは出来ません。
そういった人は早めに準備しておくことで定年時の選択をする事も可能になります。(仕事を続ける・年金支給を遅らせるなど)
安心した老後生活を送るために、やれることは全てやっておきましょう。
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