【絶対ダメ】老後資金を貯金だけで用意してはいけない

老後

老後資金2000万円問題

現金だけで2000万円を貯めると、あなたが老後を迎えた時にお金が足りなくなるかもしれません。

お金が足りなくなる理由と対処法について詳しく説明しようと思います。

老後を安心して過ごせるように今から準備しておきましょう。

私は2016年から投資を行っており、資産は800万円を超えました。

低収入、ノーボーナスのアルバイト生活ながら資産を築けていると個人的に思います。

私が経験してきたことを少しでも共有できれば幸いです。

将来現金の価値は間違いなく下がる

あなたはお金の価値が下がっていることに気が付いていますか?

原因は物価の上昇です。

毎年食料品の値上げを体験しているはずですが、たったの数十円なら気にならないかもしれませんね。

しかし数十年と振り返ると物価の上昇は侮ることは出来ません。

物価上昇の詳しい記事はこちらになります。

そして残念なことに物価の上昇は今後も続くと政府が発言しています。

何故政府は物価を上昇させるのか?物価が安い方が消費者にとっていいはずなのに?こういう考えもありますが一概に安くするのが良いとは言えません。

物価が下がると会社の利益が下がる

会社の利益が下がると働いている人の給料を減らさなくてはならない

給料を下げられると生活が困難になる

生活が困難になると物が買えなくなる

この負のスパイラルに陥ってしまう可能性があります。

そのために物価上昇はある程度しょうがない部分でもあります。

老後資金2000万円

現金の価値が下がっているのは理解できたと思います。

そして老後資金2000万円問題の登場です。

政府が試算しているのは20代、30代が年金生活を迎える時に年金だけでは2000万円ほど足りないと発言しました。

そこに物価上昇は含まれておらず現在の価値で2000万円と言っています。

つまり2000万円貯めていても実際の価値は2000万円を下回ると予想できます。

これが現金だけで2000万円用意するのは危険ということになります。

【対処法】金融商品を組み込もう

政府によると物価の上昇は年間2%を目標としています。

この2%を相殺するためには金融商品しかありません。

私は投資信託をオススメします。投資信託の年間利回りは3~7%と言われており、平均すると5%となります。

しかし金融商品は怖いという方も居ますので、半分だけ投資信託で保有しておくのはどうでしょうか?

1000万円は現金として保有し、残り1000万円を投資信託で保有するということです。

そうすると現金1000万円は2%の減少を受けますが、投資信託1000万円は5%の上昇の恩恵を受けて相殺されるという考えです。

理論上は現金を持たずに全額投資信託のほうが効率的ですが、やはり金融商品ということで価格変動もありますから半分ずつの保有が一番安全かもしれません。

早めに金融商品を買っておく

投資に対して怖いという感情は何も分からないからだと思います。

投資に対しての経験と慣れによって恐怖は乗り越えることが出来ます。

例えば退職金が出て一気に2000万円用意できても半分の1000万円分投資信託を購入しても失敗に終わるでしょう。

若いうちから投資信託を積み立てしていくのが理想です。

最低でも10年は投資を経験しておいたほうがいいです。

その10年間の間に一度は暴落場面に出会うはずなのでその経験値を得ておくと、いざ老後を迎えて暴落場面に出会った時に慌てることが無くなります。

なるべく早くに金融商品を買うことをオススメします。

老後生活は投資信託を売りながら生活しよう

いざ老後を迎えた時の生活資金は投資信託を少しずつ売りながら生活していきましょう。

投資信託の代表的な売り方は『4%ルール』です。

1年間の利回りが平均5%なら4%ずつ毎年売っても減ることは無いという売り方となっています。

4%ルールについて詳しく書いてあるので興味があれば見てください。

老後生活のお金のイメージをしてみましょう。

年金が貰える(厚生年金、国民年金で差が生まれます)

投資信託1000万円を4%売ると年間40万円(月3万3333円)確保できる

年金+33333円で足りないお金を貯金1000万円で補う

これが一般的なお金の流れとなっています。

あなたはこれだけで足りそうですか?国民年金の方は足りないでしょう。

その場合は貯金と投資信託の金額を増やすしかありません(年金は増やせないですからね)

若いうちから資金を用意することで安心して老後を迎えることが出来ます。

老後は誰にでもやってきます。目を背けずにちゃんと向き合いましょう。

お金がどうしても足りなそうと思う方はこちらの記事を読んでみてください。

私の老後に向けてのプランはこちら

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