投資信託を買ったことが無い
どうやってやるんだろう?
そう思った方へ!
投資信託を実際の画面で買う手順を紹介します
これを見るだけで買い方は完璧に理解できると思います
SBI証券・楽天証券で実際に買ってみましょう
私は2016年から株式投資、投資信託をやっていて、投資成績はプラス200万ほどになります。
私の今まで経験してきた知識が少しでも皆さんの役に立てれば幸いです。
一緒に頑張っていきましょう。
SBI証券で実際に買ってみた
投資信託を買うには、まずは証券会社にお金を入金しないといけません。
SBI証券の場合、オススメは提携先の住信SBIネット銀行になります。
その他でも入金は可能ですがとりあえず住信SBIネット銀行でのやり方をメインにやっていきます。
入金方法

まず住信SBIネット銀行にログインして、商品・サービスの所にカーソルを合わせると、SBIハイブリット預金という項目があります。
SBIハイブリット預金を開設すると普段の金利もアップしますし、証券会社への入金もスムーズに行われるのでやっておきましょう。(無料です)

ハイブリット預金は住信SBIネット銀行とSBI証券の口座が必要ですが、開設の準備は大丈夫ですか?
もしまだでしたら過去の記事で口座開設のやり方も書いているのでご覧ください。

ハイブリット預金の開設が済んだら、次は上の口座情報・入出金にカーソルを合わせ振替を押してください。

出金口座を代表口座、振替先口座をハイブリット預金にして、金額を入力し、確認を押し、パスワードを入力すれば完了です。
これで証券会社に即座に入金されます。
他行からの入金方法

証券会社のサイトの右上の入出金・振替を押すとこのような画面になります。
ご自身の持っている銀行口座からも入金は可能です。
振替手数料も無料のようなので、住信SBIネット銀行を作りたくないという方はこちらからでも大丈夫のようです。
購入方法

実際に投資信託を買ってみましょう。
証券会社にログインすると、この画面になります。
自分の名前、買付余力を確認します。
先ほど銀行からの入金額が買付余力に表示されていますか?
大丈夫なら、上の投信をクリックします。

左側の投資信託を探すから、私のオススメしているeMAXIS Slimシリーズを見てみましょう。
あくまで買い方の説明なので、この先はご自身の選んだ商品を買ってみましょう。
とりあえずこのまま説明させていただきます。

検索すると、ずら~と13件出てきました。
ファンド名を見ていくと、私のオススメした商品が全て出ていると思います。
オススメ商品を知りたい方は過去の記事を見てください。

今回は一番上に表示されている『全世界株式』を選んでみました。
さっそく買いたいところですが、画面の説明をさせてもらいます。
・右上の目論見書・月間レポートについて
目論見書はこの商品の説明書のようなもので、どういった投資戦略を組んでいるのか?どういった株を買っているのか?リターンはどれぐらいになるのか?など詳しく説明されています。
しかし投資初心者には理解しずらい内容でもあります。
じっくり読んで内容理解出来れば、より多くの知識を得ることが出来るので一度は読んでみましょう。
月間レポートは毎月どのような成績だったのか?新たに増えた株はあるのか?などが書かれています。
正直毎月読む必要性は私は感じませんが気が向いたら読んでみましょう。
・基準価格・前日比について
・これが毎日変化して自分の資産に直結する部分です。
基準価格はそのまま現在の価格という意味です。
前日比は、前の日と比べてどうだったかを表す数字です。
投資を始めた最初は、この数字に一喜一憂することになるでしょう。
1年経てば気にならなくなります。
・純資産について
純資産はこの商品にたくさんの方が預けている金額になります。
この数字が大きければ商品が無くなるリスクは減り、逆に純資産が凄く少ない商品は破綻してしまうリスクがあります。
純資産が多ければ多いほど、みなさんに愛されている人気商品だと思ってもらって大丈夫です。
次の説明は実際に買う選択方法です。
最初に覚えておくべきは、投資信託は『基準価格1万円=購入口数1万口』で取引されています。
・金額買付について
金額買付は1万円買いたいなど決めた金額を買う方法になります。
もし基準価格が1万円だとしたら、1万円買うと1万口手に入れることが出来ます。
しかし実際には、現在1,2616円なので、1万円分買っても1万口手に入れることは出来ないということです。
・口数買付について
口数買付は金額買付とは違い、欲しい口数を買うという方法です。
仮に現在、1万口買うとすると、1,2616円必要になるということです。
・積み立て買付について(オススメします)
積み立て買付は、投資信託を毎月買っていこうと決意した時に使う方法です。
投資の大原則は『長期保有・分散投資・積立投資』の3つであり、その大原則に従う方法が積み立て買付になります。
毎月の給料から一定額を買い付けることで、『ドルコスト平均法』が効果を発揮し、資産運用リスクを減らし、運用の複利効果が発揮され、資産の膨らむスピードが加速していくでしょう。
投資信託で資産運用するなら積み立て買付が一般的になります。
・つみたてNISA買付について
証券会社の口座を開設するときに、NISA口座・つみたてNISA口座を一緒に開設した人のみ使用可能な口座です。
NISA口座・つみたてNISA口座は、資産運用をしていて利益が出た時に普通なら税金約20%が取られるのですが、NISA・つみたてNISAでは税金が取られないで済む制度です。
詳しくは別の記事を用意しますが、NISA口座・つみたてNISA口座を開設している人は、積み立て買付ではなく、このNISA買付・つみたてNISA買付から買うようにしましょう。
私はつみたてNISAを開設しているので、表示はつみたてNISA買付となっています。

・投資信託の商品を選ぶ時の注意点!
・信託報酬・信託財産留保額・解約手数料について
左側の信託報酬の所に注目してください。
インデックスファンドは0.1~0.2%に収まっている商品が理想です。
低ければ低いほど投資家の事を考えてくれている商品だという認識で大丈夫です。
アクティブファンドは信託報酬が1%を超えてきます。
人気のアクティブファンドの【ひふみプラス】という商品がありますが、信託報酬は1.078%です。
初心者のうちは1%を超えるものがアクティブ、0.1%代だとインデックスと覚えておきましょう。
信託財産留保額・解約手数料は共に『なし』ですが、こちらはネット証券ですとほぼ無しだと思います。しかし、店舗を構える証券会社では解約手数料などが取られます。
『なし』が優良会社、『あり』が悪徳会社と覚えましょう。
・分配金について
右側の分配金ですが、全て0円になっていると思います。
分配金とは毎月・毎年いくらかのお金を配当として投資家に渡すという意味です。
投資初心者は、配当が貰えるならそのほうが良いと思いがちですが、基本的には配当を出す商品はダメです。
分配金が0円の商品は、投資している株式会社から配当を貰うと、投資家に配らずに、配当金で更に株を買う再投資という選択を行っています。
そうすることで投資信託の商品の価値が上がり、結局は投資家の利益になります。
分配金は0円の商品を選ぶようにしましょう。
それでは実際に購入してみます。

今回は積立買付を選択しました。
すると目論見書などが表示され、下の方に同意して次へが表示されます。
目論見書などをよく読み、同意して次を押します。

最低購入金額は100円からになります。
積立コースを選びます。
毎月がオススメになります。
出来れば毎日、毎週、毎月のどれかから選びましょう。
隔月ですと「ドルコスト平均法」の効果が完全に発揮されないというデータが存在します。
積立金額を決め、毎月何日に購入するかを決めます。
給料日などにしておくといいかもしれませね。
ボーナス月設定は、ボーナスが出て、それも投資したい方は設定してください。
年2回まで設定が可能です。
すべて決めたらパスワードを入力し次へ進みます。

預り区分が特定預り、つみたてNISA買付を行った方はつみたてNISA預りになっていることを確認しましょう。
大丈夫なら設定を押しましょう。
これで完了です!

証券会社のサイトの上にあるポートフォリオをクリックすると、上記のように買った商品の情報が見れます。
ちなみに購入してから情報が見れるようになるので、すぐには反映されません。
毎月25日に設定している場合は、3日後の28日頃には反映されるはずですが土日を跨ぐと30日などに表示されることもあります。
取り消し・解約方法

やっぱり違う商品にしたい!お金が無くなりそうだから解約したい!
そう思ったら、積立買付、つみたてNISAで購入している場合はつみたてNISA買付を選択しましょう。

するとこのような画面になりますので、積立金額の変更、積立日の変更、解約などが選択できます。
やめたい場合は解除を押し、パスワードを入力すれば完了です。
楽天証券で実際に買ってみた
楽天証券に入金する場合は、楽天銀行と提携すると使えるマネーブリッジがオススメになります。
他の銀行からでも入金は可能ですが、簡単なのはマネーブリッジですね。
設定が済んでいない方はやっておきましょう。
楽天証券のサイトの右上にマネーブリッジという項目があります。

入金方法
・自動入出金(スイープ)
楽天証券と楽天銀行の口座を持っている人限定ですが、自動スイープという方法があります。
こちらは、わざわざ銀行から証券にお金を移さなくても、不足分を勝手に自動で入金してくれるサービスになります。

投資信託を購入する分には、こちらの設定は必要ないことですが、銀行からの利息を最大限受け取りたい方のみ設定が必要です。
証券会社の口座にお金を入れていても金利は付かないですが、証券と銀行の口座をマネーブリッジ設定しておくと、銀行金利が0,1%になります。
0,1%の金利を最大限受け取る為には銀行口座の方にお金を預ける必要性があります。
画面右の銀行口座に、ある程度の金額を残しておいた方が金利を受け取れるということです。
←の証券を最小限に、→の銀行を最大限にしたほうが良さそうですね。
・手動で入金

楽天銀行を持っていない方、自動スイープ設定が面倒な方は右上のマイメニューから入金を選びましょう。
こちらの画面になるので、ご自身の持っている口座から入金作業を行いましょう。
試しに楽天銀行でやってみます。

金額を入力して、取引パスワードを入力すれば完了します。簡単ですね。
購入方法
実際に投資信託の商品を買ってみましょう。

楽天証券のサイトの上の方に投資信託という項目があります。
クリックするとこのような画面になります。
投資信託買付可能額の情報や、楽天ポイントの情報を確認します。
買いたい商品があれば、上の真ん中の投資信託を探すを押してキーワード検索をしましょう。
※注意点があります。
赤線の左側に資産形成を考えるという項目があります。
年齢別にどういった商品がオススメか教えてくれるサービスですが、ハッキリ言って悪徳商品だと思います。
ざっと見たのですが、どれも運用コストの高いアクティブファンドがメインで(インデックスも少し含まれていました。)初心者には到底オススメ出来る商品ではありません。
自分はこれを買いたい!と強く思っている商品に口を出す気はありませんが、何を選べばいいか分からない方にはeMAXIS Slimの商品をオススメしておきます。

キーワード検索で『eMAXIS Slim』と検索してみると13件ヒットします。
SBI証券と同じく、全世界株式を購入してみたいと思います。

SBI証券では、金額買付・口数買付・積立買付とありましたが、楽天証券はスポット購入・積立注文の2種類ですね。
スポット購入は金額買付と同じです。(説明は省略します。気になる方は↑のSBI証券をご覧ください。)
SBI証券と同じ行程で進めるため、積立注文をしてみます。

引き落とし口座の設定場面です。
ここが最大のメリットです!!
・楽天カードクレジット決済
楽天証券は楽天カードクレジット決済が可能です。
更に楽天カードクレジット決済を使用すると、月5万円までポイントが100円で1ポイント付加されます。
月5万円=500ポイント
年間60万円=6000ポイント
投資信託を購入するだけで最大で年間6000ポイント貰えるのは大きいです。
格安スマホなら3か月タダになりますね。
更に投資信託を20年間買い続ければ、12万ポイント獲得できます。
SBI証券と同じ商品を購入していて、投資成績は同じでも、ポイントで12万円分の差が生まれます。
まだ投資を始めたことが無い人は、このサービスは利用したほうが良いですよ。
ちなみにこのサービスは投資信託購入のみ対象です。
口座は、一般口座・特定口座・NISA口座・つみたてNISA口座、全て大丈夫です。
・証券口座
証券口座に入金されているお金で購入します。自動スイープも含まれますので入金額が足りなくても自動スイープ設定をしていれば勝手に購入してくれます。
・楽天銀行
楽天銀行から自動で振り替えて購入するようです。
選ぶ理由は無いと思います。
楽天カードを持っている方は迷わずに楽天カードクレジット決済を選択しましょう。
楽天カードを持っていない方は、正直カードを作ったほうが良いと思いますが、どうしても嫌だという方は証券口座を設定しましょう。


あとは、積立日、毎月の積立金額、余っている楽天ポイントを使用するかを決めましょう。
分配金コースは再投資を選ぶようにしましょう。(理由は↑のSBI証券で説明しています。)
口座区分は特定を選びましょう。
一般を選ぶと自分で確定申告をしないといけなくなります。面倒なことは避けましょう。
ボーナス設定は、ボーナスも投資に回したい方は設定しましょう。
最後に目論見書を確認します。
これで全て完了になります。
取り消し・解約方法
間違った!違う商品に変更したい!お金が無いから積み立てを止めたい!
そう思う方に取り消し方法を説明します。

楽天証券のサイト
- 上の投資信託を選択
- その下の積み立て設定を選択
- 商品一覧の解除を選択すれば完了
積立日や積立金額を変更したい場合は、解除の上の変更を押せば変更できます。
これですべてが終わりました。
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