【新NISAの疑問】年間120万円VS360万円では将来どれだけの差が生まれるのか?

つみたてNISA

2024年から始まる新NISAでは非課税投資枠が大幅に拡充されます。

つみたて枠120万円、新成長投資枠240万円の合計360万円が1年間の投資上限となっています。

また最大投資上限は『1800万円』までと決まっており、最短5年で投資枠を使い切ることが出来ます。

家庭の生活環境によって1年間に投資できる金額は違いますが、仮に年間120万円(毎月10万円)積み立てた場合と上限360万円(毎月30万円)積み立てた場合では将来の利益の差はどれだけ広がるのか検証してみましょう。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

新NISAの概要

つみたて枠新成長投資枠
非課税投資枠年120万円年240万円
最大投資可能額最大600万円最大1200万円
非課税投資期間最大600万円に到達するまで最大1200万円に到達するまで
投資商品投資信託・ETF上場株式・投資信託・ETF
投資可能期間無期限無期限

今までは『一般NISA』と『つみたてNISA』2つの内どちらかを選択しなければいけなかったですが、新しいNISAは一本化して中身で2つに分類する仕組みとするようです。

年間120万円の積立

※シミュレーションでは、年利5%(S&P500の平均値)で計算していきます。

年間120万(毎月10万円)を新NISAの上限1800万円(15年間)まで積み立てるとどうなるのか見てみましょう。

15年後には『2672万』となりました。

ちなみに上限である15年後から更に5年間運用を続けるとどうなるのかも見てみましょう。(積立は無し年利5%運用のみ)

その後、積立は無く年利5%で運用を続けた結果『3429万円』となりました。

では次に年間360万円の積立も見てみましょう。

年間360万円の積立

年間360万円(毎月30万円)を新NISAの上限1800万円(5年間)積み立てるとこうなります。

5年後に『2040万円』となります。これで新NISAの枠は全て使い切っています。

ここから10年後(年間120万円時の15年後)にはどのようになるのか見てみましょう。

上限1800万円まで積み立てた後の10年後には『3359万円』まで資産は膨れ上がりました。(積立はせず年利5%運用のみ)

更に5年後(トータル20年)ではどうなるのかも見てみましょう。

5年後には『4310万円』になりました。

※上記の数字はあくまでシミュレーションであり、必ずこういった結果になるというわけではありません。投資は価格変動商品の為、元本を下回る可能性もあります。

比較結果まとめ

年間120万円(毎月10万)年間360万円(毎月30万)
5年後積立中積み立て終了(2040万円)
15年後積み立て終了(2672万円)3359万円
20年後3429万円4310万円

比較をしてみると、非課税投資枠を早く使い切れば資産形成のスピードも大幅にアップすることが分かりました。

毎月の投資額を増やすのは困難かもしれませんが、家計管理をしっかり行い、少しでも多く投資に回せるお金を用意することで将来の不安から解放される方法かもしれません。

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