投資を始めた人が急増している中、その9割が5年以上続けられないというデータがあります。
投資信託運用において10年~20年の長期投資が最適解のはずなのにどうして途中で辞めてしまうのか?
続けられない理由を5つ紹介します。当てはまりそうな人は要注意です!
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
投資の基本を知らない
投資の3原則は『長期・積立・分散』です。
長期間、毎月一定額を積み立てて、投資先や投資期間を分散することで資産を築き上げることが出来ます。

こちらのデータによると、1年間では、60%の利益が生まれる可能性がある一方で48%の損失が出る可能性もあることを表しています。しかし15年間運用を続けた場合、利益が安定して損失が出る可能性は0%という結果になっています。
長期間運用を続けることが正解と言える証明ではないでしょうか?
この事実を知らない人は5年以内に投資を辞めてしまう可能性があるでしょう。
利益が出たら売ってしまう
利益が出て嬉しくてすぐに売ってしまう人は多いはずです。
仮に100万円投資して1年で10万円以上の利益が出ると売りたい衝動に駆られます。
投資初心者であれば、これ以上増える保証もないし、せっかくの利益が無くなる又は損失を出してしまう恐れもあるので目先の利益に釣られて売ってしまいがちなので注意しましょう。
損失が出たら売ってしまう
利益とは逆に”損失”が出ると焦る気持ちで売ってしまう人は多いでしょう。
投資の世界において、損切りは早くと言う格言がありますが、投資信託運用においては間違いです。
上記のデータにもあるように、1~3年という短期間ではマイナスになる確率も一定以上あります。
損失が出ても慌てずに長期運用を信じることが重要です。
価格変動に慣れずパニックになってしまう
投資をやったことが無い人にとって『価格変動商品』を扱うのは恐らく初めてだと思います。
銀行預金は元本保証が約束されていますが、投資信託を買うと1日ごとに価格が変動するので元本保証がありません。
投資を始めたばかりの頃は投資金額も少ないので価格変動も1日数百円~数千円程度かもしれませんが、1年2年と続けていくと投資金額も膨れ上がり、それに比例して価格変動も数万円~数十万円と大きくなってきます。
1年かけて利益を生み出してきたのに1か月で利益が無くなり損失を抱える事も有り得ます。
そうした時にパニックになって売ってしまうこともあるでしょう。
この解決方法は『我慢と経験』しかないでしょう。1度2度と大きな暴落を経験して売らずに我慢することでパニックにならないで済みます。
ちなみに2008年に起きたリーマンショックから2022年現在までに大暴落(○○ショック)は数多くあります。
- 東日本大震災(2011年)
- チャイナショック(2016年)
- イギリスEU離脱(2016年)
- クリスマスショック(2018年)
- コロナショック(2020年)
- 岸田ショック(2021年)
毎年のように暴落は起きると知っておくことでパニックにならずに済むかもしれませんね。
私の暴落体験談はこちらの記事に載っています
長期投資に不安がある
投資について勉強して長期投資が正解と分かっていても15年以上積み立てを続けるのは難しいでしょう。
現在の年齢(55歳から始めると15年後には70歳)に対する不安や、15年後の未来への不安があるため、利益の出ているうちに利益確定してしまう人も多いはず。
5年続けていれば、利益の出ているタイミングに遭遇したり、暴落を一度は経験するはずです。
そこで辞めてしまうか、続けるかは『複利の力』を理解しておくのが重要です。
毎月3万円、年利5%で運用した時のグラフです。

5年(4年6ヵ月)時点では運用収益は19万3000円しかありません。しかし15年経てば約262万円まで膨れ上がります。
このグラフを信じ切ることが出来れば5年以上続けることが出来るでしょう。
しかも20年や25年といったさらに長期で運用を続ければ収益は急成長していくはずです。
未来は誰にも分かりませんが、良くなる未来を信じて投資を継続するよう心掛けましょう。
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