お金持ちは何故貯金より投資を勧めるのか?

お金の基礎

投資をしたことが無い人は『投資は危ない』『お金が無くなる』など否定的な考えを持っています。

そして『貯金は安全』と認識しており、親が子供に『お金は銀行(郵便局)に預けなさい』と金銭教育しています。

しかし逆にお金持ちは『貯金よりも投資をしなさい』と反対の金銭教育を行います。

何故お金持ちは貯金より投資を勧めるのか?その理由について解説していきます。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

貯金は安全というのは間違い

今まで貯金しかしたことが無い人は『貯金はお金が減らないから安全』という認識だと思います。

この考え実は『正しいけど間違い』だと知っていますか?

確かに額面上ではお金は減りません。

100万円預けておけば100万円+利息(10円~100円)が付きます。

これが正しいという意見だと思います。

しかし一方で『お金の価値は減少している』という認識はありますか?

例えば吉野家の牛丼を例に挙げてみましょう。

  • 2017年:380円
  • 2022年:426円

5年間で46円の値上げとなっています。

1万円持っていれば、2017年には26杯食べる事が出来ましたが、2022年には23杯しか食べることが出来ません。

額面上では『2017年の1万円は2022年でも1万円』ですが、その価値は確実に減少していることが分かると思います。

これを『インフレ(物価上昇)』と言います。

現在の低金利の状況では、貯金でインフレをカバーすることは無理だと言えます。

つまり『貯金は安全』という認識は正しいようで間違いだと言えます。

投資は危険というのは間違い

投資を経験したことが無い人は『投資は危険』と思っているはずです。

確かに元本は保証されておらず、株価が下がればその分お金も減っていきます。

更にTVやネットなどで『一日に何千万円損をした!』などを耳にした事もあるでしょう。

しかしこれは正しいようで間違った認識かもしれません。

そもそも『投資』と『投機』の違いをご存知でしょうか?

投資:資本(会社)にお金を投じる(会社の成長を信じ続ける)

投機:機会(タイミング)にお金を投じる(買い時売り時のタイミングを伺っている)

『1日で何千万損をした!』という事は『投機』をやっていることになります。

FXなども投機となります。

では実際の投資とはどのようなものなのか?

投資は『会社の成長に資金を投じる』ことを表します。

しかしどの会社が成長するか投資初心者には判別が難しいですよね?

そこで視点を変えて『アメリカ企業の全て』を買いましょう。アメリカは経済の中心地であり、成長企業の宝庫です。しかし個別で判断するのは難しいので『全て』を買ってしまうのです。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

楽天証券・SBI証券で取り扱っている2つのどちらかを買うことで『アメリカの全ての企業』を買うことが出来るのです。

何故この投資が危険ではないのか?

アメリカの経済成長は日本とは比べ物にならないぐらい高いです。

過去の歴史を遡ってみても『年間利回り7%』の成長を続けています。

言い換えれば『銀行(郵便局)の利息が毎年7%貰える』ということです。(投資はリスクもあるので必ず毎年7%ずつ増える保証ではなく、平均すると7%は増えているという事です。もちろんお金が減る年もあるので注意しましょう。)

お金を増やすにはインフレに勝つしかない

日本ではインフレ(物価上昇)を毎年していきたい国の政策があるのをご存知ですか?

日銀が主導となって毎年2%の物価上昇を目標としています。

しかし世界情勢などの影響で目標達成とはいきませんが、少しずつ毎年インフレは起きています。

インフレが毎年2%ずつ上昇にするのに対して『貯金』だけでは少しずつ目減りしていきます。

銀行預金の利息は0.01%~0.001%ほどなのでインフレに対抗することは不可能だという事が分かりますよね?

そこで投資の『年間利回り7%』の恩恵を受けたほうが良いという結論になります。

資産が7%ずつ増えていけば、インフレが2%ずつ上昇しても、差し引き5%の利益が生まれるので、お金持ちは率先して投資をするというわけです。

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