老後2000万円問題が発覚してから慌ててお金を貯めている人も多いでしょう。
しかし本当に2000万円もの大金が必要なのか?年金もあるしそんなに必要ないんじゃないか?このような疑問もあるはずです。
そこで老後の為に何故お金を貯める必要があるのか?根本的なお金の基本を学ぶことで、あなたがお金を貯める理由が分かるはずです。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
そこそもお金って何?
基本中の基本である『そもそもお金って何?』という疑問に答えられますか?
価値のある物と交換する為の紙切れである
よく考えれば分かることですが、完全自給自足で生活が成り立つ人はお金は一切必要ではありません。
当然ですが昔はお金が無い時代もあり、自給自足や物々交換が主流でした。
時代が進むにつれ、物々交換では成立しなくなりお金で物を買うという習慣となりました。
つまりお金はあなたにとって価値のある物を買う為の道具に過ぎないと言うことです。
普通の人のお金の使い道
普通の人は働いて稼いだお金を何に使っているでしょうか?
家賃・光熱費・食費・娯楽など普通の生活をする上で必要なものにお金を使います。
そして毎月余ったお金を大事に貯金して、何かあった時の為に備えているわけです。
これが基本形であり、8割近くの人がこれに当てはまるでしょう。
お金のある人は時間を買う
一般的にお金持ちと想像できる人のお金の使い道は何でしょうか?
普通の人の様に生活費にお金を使うのはもちろんの事、『他人の時間』にもお金を使います。
他人の時間を買うとはどういうことか?
例えば家事代行サービスを受けた場合どうでしょうか?
あなたが何をしなくても部屋の掃除や洗濯、食事の用意といった事をしてくれますよね?
サービスにお金を支払うことで、あなたの自由な時間が生まれるという事です。
もっと大きなお金の使い道は会社経営などでしょう。
従業員を雇って会社の利益を出してもらう代わりにお金を支払います。
- 従業員(普通の人)は自分の時間を犠牲にしてお金を得ます。
- 経営者は従業員(他人の時間)を使ってお金を得ます。
この違いが普通とお金持ちのお金の使い道の違いになります。
時間を多く買うだけ自由になれる
お金があればあるだけ時間を買うことが出来ます。
例えば『乾燥機付き洗濯機』
洗濯物を干さなくても自動で乾燥までやってくれます。これで一日10分、1年で3650分(約60時間)を買うことが出来ます。
家事代行サービス
3時間で7000円~14000円が相場になります。このお金を払えば1日3時間を買うことが出来ます。週に3日頼めば、1ヵ月で36時間、1年で432時間を買うことが出来ます。
極論100億円持っていれば何もしなくても死ぬまで生活が出来ます。つまり自由な時間が死ぬまで続くというわけです。
お金を貯めるのは、自由な時間を買うことが最終目標となってきます。
老後にお金を貯める理由
ここまでお金について解説してきましたが、何故老後の為にお金を貯める必要があるのか?という疑問に対しての理由は『老後の時間を買う為』です。
老後を65歳~100歳までと想定すると35年間あります。
この35年間という時間を買う為にお金を貯めておく必要があるのです。
老後の主な収入は年金です。
- 国民年金:6万5000円(満額)
- 厚生年金:14万5000円(平均)
毎月の生活費が年金支給額で収まる場合は、結論としてはお金を貯めておく必要がありません。
しかし多くの人は年金だけでは生活費を賄うことが出来ないので、老後までに用意する必要がります。
その金額が2000万円と言われているわけです。(しかも厚生年金の平均を想定して試算)
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