【老後の趣味】読書初心者にオススメ!面白どんでん返し短編小説5選!

老後

老後が暇で趣味が無い人には読書をオススメします。

安い金額で数時間~数日楽しめる事が出来、なおかつ文字を読むことで脳が活性化しボケ防止にも繋がります。

普段読書を全くしないで『どんな本を読んだらいいのか?』悩んでいる人へ向けて、面白くて、どんでん返しがあり、ページ数の短い小説を5つ紹介します。

私は小説を読むのが大好きで年間100冊近く読破しています。

その中で本当に面白いと思った小説を紹介するので、ぜひ手に取って本を好きになるキッカケになってもらえると幸いです。

超短編!大どんでん返し

超短編!大どんでん返し(有名な小説家30名)

こちらは、1作品4ページで完結する『超短編』の小説です。

有名な作家30人が”たった4ページ”で物語を綺麗に完結しています。

しかも4ページしかないのに『どんでん返し』があります。

4ページしかないので、あらすじを説明することは難しいのですが、私のオススメは『なんて綺麗な握手会』と『愛妻へのプレゼント』です。

電車の移動や病院の待ち時間などの隙間時間にぜひ読んでみてください。

超短編! 大どんでん返し [ 小学館文庫編集部 ]

価格:550円
(2022/11/23 17:01時点)
感想(1件)

GOTH

GOTH(著.乙一)

GOTHは、1冊目の夜の章と2冊目の僕の章という2冊構成となっています。

1冊に対して3作品入っており全部で6作品収録されています。

その中でオススメなのが2冊目の1作品目の『リストカット事件』です。

40ページで完結する作品ながら、ゾッとするサスペンス作品であり、綺麗などんでん返しも待っています。

2003年には第3回本格ミステリ大賞も受賞しています。

簡単なあらすじ(40ページしかないので簡潔です)

被害者の手首だけを切断して収集する連続リストカット事件が発生!主人公である”僕”は事件に興味を示し調べ始めると事件に巻き込まれてしまう。犯人を突き止めた時、僕はどのような行動をするのか・・・

2冊目から読んでも大丈夫か?と心配する人が居るかもしれませんが、一応理解できるので安心してください。(私は2冊構成と知らずに2冊目から読んでしまいました。すぐに1冊目も購入し読破してしまうほど面白いです。)

GOTH 僕の章 (角川文庫) [ 乙 一 ]

価格:528円
(2022/11/23 17:04時点)
感想(34件)

セブン

セブン(著.乾くるみ)

こちらの小説は全て”7”に関係のある物語となっており全部で7つの作品が収録されています。

1作品だいたい50ページほどの短編集で、一番短い作品だと4ページで完結します。

この中でオススメなのは『ラッキーセブン』と『殺人テレパス七対子(チートイツ)』です。

ラッキーセブンのあらすじは、女子高の生徒会会議の最中に一人の生徒が面白いトランプゲームを開発したから皆でやろう!と提案してきます。一見シンプルなゲームですが、急に生死を掛けた心理バトルに発展していきます。最後に生き残るのは一体だれか?

殺人テレパス七対子のあらすじは、テレビ番組の収録で7組の双子が集められ、それぞれテレパシーは存在するのか検証していきます。しかしそこに突然覆面の男が侵入し一人の男性を殺害!一体何が起こったのか?犯人は誰なのか?衝撃の真相とは?

そのほか5つの作品も面白いので満足できる1冊となっています。ちなみに乾くるみさんの作品は他にも読んでいて『イニシエーションラブ』や『リピート』などもオススメとなっています。

セブン (ハルキ文庫) [ 乾くるみ ]

価格:638円
(2022/11/23 17:04時点)
感想(1件)

許されようとは思いません

許されようとは思いません(著.芦沢央)

芦沢央さんの作品はどれも怖いものばかりで、こちらの小説ももれなく怖い内容となっています。

全部で5作品収録されていて、1作品当たり70ページほどで完結します。

その中でオススメなのが表題作でもある『許されようとは思いません』です。

あらすじ

祖母が昔暮らしていた田舎の村に納骨をしに行く青年。後から家族もくる中、青年は彼女と先に村へ向かいながら昔話を聞かせる。その村では特殊な風習があり、破ってしまうと罰が与えられる。おばあちゃんは絶対に破ってはいけないルールを破り村の人からひどい仕打ちを受けてしまう。おばあちゃんは何故ルールを破ってしまったのか?最後に衝撃の展開が待ち受ける!

この作品の中で心に残るおばあちゃんのセリフがあります。

『終わりがねぇものはおっかねぇよなぁ』

一体何を指しているのか?ぜひ作品を読んで共感してほしいです。

許されようとは思いません (新潮文庫) [ 芦沢 央 ]

価格:649円
(2022/11/23 17:05時点)
感想(7件)

ルビンの壺が割れた

ルビンの壺が割れた(著.宿野かほる)

この小説は1冊170ページとこれまで紹介してきた4作品に比べてかなりボリュームはあります。しかし話のテンポが気持ちよく、スラスラ読めます。大体2~3時間ほどで読み終わるでしょう。

あらすじ

Facebookを見ていると、なんとなく昔の恋人に似ているような女性を発見。苗字は変わっているけど名前は同じなので恐らく知っているはずと一方的にメッセージを送ります。最初はぎこちないメッセージのやり取りがあり、徐々に打ち解け昔話に花を咲かせ楽しい雰囲気を醸し出していく。しかし段々とメッセージに変容を見せ始める。先の読めない展開続き、ラストに驚愕の真実が明かされる!

※絶対に最後のページを見ないように気を付けてください!衝撃のラストが待ち受けています!

ルビンの壺が割れた (新潮文庫) [ 宿野 かほる ]

価格:539円
(2022/11/23 17:05時点)
感想(4件)

まとめ

読書初心者にオススメの短編小説5選

  1. 超短編!大どんでん返し
  2. GOTH
  3. セブン
  4. 許されようとは思いません
  5. ルビンの壺が割れた

読書が好きになるかどうかは最初に何を読むかによって変わると思います。

有名だけど難しい本を読むよりも、手軽に読み切れて面白い本を読んだ方が好きになるでしょう。

上記の本を読んでみて面白いと感じたらさらにページ数の多い本に挑戦してみると良いでしょう。

本のボリュームがあるほうが、伏線をたくさん用意して最後に綺麗に回収していくという作業に感動を覚えるはずです。

その他の本のオススメ記事はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました