【一生お金に困らない】お金持ちになるための考え方を身に付けよう

お金の基礎

あなたはお金持ちに対してどんなイメージを持っていますか?

車や時計を自慢してくる嫌な奴というイメージじゃないですか?

お金持ちが高価なものを見せびらかしてくるのはよくある光景ですね。

そんな嫌味なお金持ちと言うのは、一時的には大金を手にしてもしばらくすると破産してしまうものと相場は決まっています。

映画やドラマでもそういった場面が描かれますよね?

一方で、ずっと裕福で居続ける人というのは、そういった振る舞い方を身に付けているものです。

本当のお金持ちになる為の思考法や行動様式を知っておきましょう。

裕福さを自慢しない

あなたは『星の王子さま』という本を読んだことがありますか?

この本の中に『大切なことは目に見えない』という言葉があります。

この言葉を借りると『本当の富は目に見えない』となります。

例えば、ベンツに乗っている人を見かけた時、あなたはその人をお金持ちだと思いますか?

多くの人は、そんな高級車に乗れるんだからきっと裕福だと思うでしょう。

しかし考えてみてください。

その時あなたが分かるのは『その人がベンツにお金を払った』という事実だけです。

しかし富というのは『ベンツを買った後に残った財産』の事を指すはずです。

貯金の全てをベンツに注ぎ込んで、手持ち0円になった人を果たして裕福だと言えるでしょうか?

お金持ちはと言えないですよね?

もしかしたら借金をしながら無理してベンツに乗っている可能性さえあり得ます。

このように実は、富というものは目には見えづらい物です。

本当のお金持ちになる人は、もちろんこの事実に気が付いています。

だから高価なものを持っていたとしても、それを自慢することがありません。

更に富を築くためにやたら目ったらぜいたく品を買わないのが裕福になる人の立ち振る舞いです。

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足るを知る

あなたは『老子』を読んだことはありますか?

老子の中には『足るを知る者は富む』という言葉が出てきます。

意味は『良きところで満足できる人は裕福になる』です。

本当のお金持ちになる人は、足るを知る感覚を持っています。

この本に登場する反面教師の例を見てみましょう。

インドのスラム街で育った男の話です。

厳しい環境に生まれた彼だったが、なんと40代半ばで世界的なコンサル会社のCEOにまで上り詰めました。

彼はその会社を退職した後も、他の企業で取締役を務めたりとビジネス界における地位を築き上げていきます。

そしてついに、総資産は1億ドル(日本円で100億円以上)に達しました。

だが彼は、そこで満足できず、更に資産を増やすために株の違法取引に手を出してしまったのです。

最終的に彼は逮捕されてしまいました。

このように人間は沢山のお金を手にしても『もっと多く』と求めてしまいます。

しかし本当のお金持ちになる人は、必要以上を求めないよう自分を律することが出来ます。

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自由のために貯蓄する

ここまで本当のお金持ちは贅沢品にはあまり手を出さないし、必要以上にお金を求めないという説明をしました。

そうなると当然出てくるのは『じゃあそういう人たちは何で蓄財するの?』という疑問です。

一見すると、お金が必要じゃなさそうですよね?

実は裕福な人たちは『自由』を得るために貯蓄しています。

あなたは『何が人を幸せにすると思いますか?』

お金ですか?人間関係ですか?

ある心理学者の研究結果によると、人生を自分でコントロールしているという感覚がある人は幸福度が高い傾向にあるそうです。

つまり、好きな時に好きな人と好きなことが出来る自由な生活が幸せをもたらすという事です。

そんな生活をもたらしてくれるのが”お金”です。

例えば一か月分の生活費の蓄えがあれば、月に何回か欠勤してもお金の心配はありません。

これはある意味一か月間の働いても働かなくても良い自由が与えられていることになります。

もし半年分の蓄えがあればどうでしょう?

半年は働かない自由があるということになります。

これが1年分だったら?5年分だったら?10年分だったら?30年分だったら?

貯蓄があればあるほど、自由でいられる期間が延びるということです。

このようにお金が自由をもたらし、それが幸福に直結することを裕福な人は良く理解しています。

投資は黙ってじっと待つ

お金持ちになる為に欠かせないのが、投資です。

お金持ち=投資のイメージはありますよね?

本当のお金持ちになる人たちが投資に対してどのような考え方を持っているか説明します。

投資において最も大切なことは『長期間続ける』ことです。

あなたは複利という言葉をご存知ですか?

複利とは『利息に更に利息が付く』ことです。

例えば、あなたが持っている100万円の株に年間5%の利息が付くとしましょう。

そしたら、あなたの資産は1年後にはいくらになりますか?

〚100万円×1.05=105万円〛になります。

そしたら次の1年ではその105万円に対して5%の利息が付きます。

〚105万円×1.05=110万2500円〛になります。

これが複利の効果です。

イマイチ凄さが分からない人も居るでしょう。

例えば、今の株を40年間持ち続けたとしたらどうなるか?仮に年間5%の利息が付き続けると40年後には約700万円になっています。

ただ株を持ち続けただけで資産が7倍になります。

複利の効果というのは期間が長ければ長いほど大きくなります。

本当のお金持ちになる人はこれをよく理解していて、粘り強く長期間投資を続けています。

投資先を考えるな

実際に投資する際の銘柄の選び方を説明します。

投資先の選び方は『インデックスファンドの投資信託を買う!』以上です。

先ほど投資は長期間続けるほど資産を築きやすいと説明しました。

その際は分かりやすく毎年5%利息が付くこととしてシミュレーションしましたが、現実はそんなに甘くありません。

景気が良い時はたくさん利息が付いても、不況の時には全然資産が増えていかないものです。

そこで重要なのが『個別株』ではなく『投資信託』を選択することです。

投資信託とは『株式会社の詰め合わせ』のようなものです。

投資信託で有名な〚S&P500〛という商品はアメリカの有名企業500社の詰め合わせ商品です。

その中には『コカコーラ』『Amazon』『マイクロソフト』『Apple』なども入っています。

こういった詰め合わせを買っておけば、景気が不況の時にこそ強い銘柄も含まれているので価格変動をマイルドにする働きがあります。

投資初心者では、銘柄を選ぶことが一番難しい作業なので、一気に何百社をまとめて買えて銘柄選びをしなくていいメリットがあります。

また『S&P500』という商品については、ここ数十年間平均すると利息5%を上回る成績を出し続けています。

下手な銘柄を選ぶよりもこういった実績のある商品を買うほうが良いでしょう。

失敗の余地を残しておく

投資を始める前に一つだけ肝に銘じてほしい事があります。

『投資に絶対はない!』ということです。

投資の勉強をしていると『この銘柄は儲かる』とか『この投資方法なら確実に資産を築ける』みたいな話が出てきます。

確かにリスクの低い投資方法があるのは事実ですが、それでも100%安全な方法というのはあり得ません。

だから投資をする際には必ず失敗する余地を残しておきましょう。

具体的には、自分の資産の全てを投資に突っ込まず、手元に現金を残しておくことです。

少なくとも3か月分の生活費は確保しておきたいです。

株で失敗したり、会社をクビになったりしても3ヵ月あれば生活を立て直せます。

安心感は投資を続ける上で非常に大きな力になります。

不況になって資産が目減りするような状況になっても、精神的な余裕があれば景気が好転するまでどっしりと待てます。

失敗してもめげない

お金持ちになる人は、失敗は当然起きりうるものと考えています。

失敗するのは気分が悪いし、なるべくは避けたいですよね?これが普通の考え方です。

そんな人の為に『ディズニー』の逸話を紹介します。

ディズニーは初期に『蒸気船ウィリー』という作品を作ったことを知っていますか?

ミッキーが口笛を吹きながら船を操作している作品です。

1928年の蒸気船ウィリーでアニメーターとしての地位を確立したディズニーですが、ビジネスでは成功はまた別の話です。

1930年代半ばまでに400本以上のアニメーションを作ったが、ずっと赤字続きだったようです。

しかしその流れを変えたのが『白雪姫』の登場です。

白雪姫はそれまでの赤字をひっくり返すほどのとてつもない収益を叩き出しました。

ここからスタジオの経営は上向いて、『ピノキオ』『ダンボ』『シンデレラ』といった名作を次々と生み出していきます。

このようにたった一つの成功は数々の失敗をひっくり返す力があります。

だからお金持ちになろうと思ったら失敗しても落ち込まずチャレンジし続ける事が重要です。

悲観論に捉われない

あなたの周りにネガティブな事ばかり言う人は居ませんか?

転職を考えている人に『転職した人のほとんどは年収が下がっている』と水を差すようなことです。

お金持ちになろうと思ったら、このような悲観的な意見に惑わされてはいけません。

でも説得力があるように感じませんか?

転職したら年収が下がりやすいというのも本当のことみたいだし、悲観論というのは『世間の厳しさを知っている』ような感じがして、もっともらしく聞こえます。

しかし長期的視点を持てばいつでも悲観論が正しいとは限りません。

転職の例で考えると、確かに転職直後は収入が落ちることもあるでしょう。しかし会社が変わったことで自分のやりたい仕事が出来るのなら給料が減ったとしても人生の充実度は上がりませんか?

更に自分のスキを追求し続けた結果、転職先の会社から独立して起業することになったらどうでしょう?上手くいけば会社員時代とは比べ物にならないくらいの収入を手に出来るでしょう。

これがきっとうまくいくだろうと楽観的に考えられる人がお金持ちになるでしょう。

悲観論に捉われてくすぶり続けていたらいつまで経っても裕福になれません。

まとめ

  • 裕福さを自慢しない
  • 足るを知る
  • 自由のために貯蓄する
  • 投資は黙ってじっと増す
  • 投資先を考えるな
  • 失敗の余地を残しておく
  • 失敗してもめげない
  • 悲観論にはとらわれない

本当のお金持ちになる為に必要なのは、謙虚な姿勢でいる事と、心に余裕を持つことに尽きます。

この2つが守れていたら、よくいる嫌味なお金持ちにならずに済みます。

肝に銘じておきましょう。

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