- 豊かな老後を送りたい
- いくら準備する必要があるのか?
- 豊かな老後を迎えるための障害
老後に不安を抱えている人に向けて理想と現実をハッキリさせて今から出来る準備について解説していきます。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
豊かな老後とは?
豊かなの老後とはいったい何を指すのでしょうか?
- 今まで通り普通の生活を送りたい
- 年に1~2回は旅行に行けるような老後を送りたい
- 趣味に没頭できる生活を送りたい
- 夫婦2人でゆっくり過ごせるならお金は気にしない
このように人によって”豊か”という捉え方は違うでしょう。
あなたが想像する豊かな老後とはどんな生活でしょうか?
豊かな老後を送るにはいくら必要なのか?
上記で説明したように人によって用意する金額は大きく変わるでしょう。
ざっくりと0円~1億円以上です。
年金だけで豊かな生活を送ることが出来る人は老後資金を用意する必要がありません。(実際にそういう人は存在するでしょう)
しかし多くの人は贅沢は言わないけれど質素な生活を送りたくないと考えるはずです。
そういう人は金融庁が掲げる2000万円を目標とするのが良いでしょう。
年金だけでは毎月5万円ほど足りないという計算のもと作成された2000万円問題なので2000万円用意できれば質素ではない普通の暮らしを送ることが出来るでしょう。
欲求の赴くままに贅沢な暮らしをしたいと考える人は1億円以上必要となります。
- 旅行をしたい
- 美味しいものを食べたい
- お金の心配をしたくない
2000万円問題を軸に考えると、1億円あれば年金+毎月25万円を使うことが出来ます。
あなたの思い描く豊かな老後はいくら必要でしたか?
豊かな老後を迎えるための障害
豊かな老後を迎えるための懸念材料が2つあります。
- インフレ
- 年金の減額
インフレ
インフレとは物価上昇を表します。
モノの値段が上がれば当然お金の価値は減ります。
コーラ1本100円だったのが将来1本200円になれば1000円で10本買えたのが5本しか買えなくなりお金の価値が減るという意味です。
政府は毎年2%の物価上昇を目標に掲げています。
今後物価上昇が続くと将来モノの値段が上がり、お金の価値が下がる傾向にあるので注意しましょう。
年金の減額
2019年に年金財政検証が行われ、2019年時点で年金支給額は『”所得代替率”61%』で計算されていますが今後は50.1%まで下げる可能性があると明言されています。
所得代替率とは
年金を受け取り始める時点における年金の金額が『現役世代のボーナス込みの手取り収入額と比較してどのくらいの割合になるのか?』を示したもの
(例えば!所得代替率が50%だとすると、その時代の現役世代のボーナス込み手取り収入の50%を年金として受け取ることが出来る)
つまり現役世代の給料が上がらない限り年金額は確実に減少することを意味しています。
まとめ
”豊かな老後”というのは非常に曖昧で人によって大きく異なります。
用意する金額も0円~1億円以上とあなたの目的に合わせる必要があります。
また老後の収入源である年金は減少傾向にあり、生活費は増加傾向が予想されます。
豊かな老後を目指して準備していても、いざ老後を迎えた時にお金が足りないという状況にならないように少しでも多く用意したほうが良いでしょう。
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