世の中には『貯金・節約・投資』などが書かれたマネー本が数多く存在します。
私自身もマネー本を何十冊と目を通して理解したつもりです。
そんな時ふと『書き方は違えど言ってる内容は同じだよな~』と感じる事があります。
それは何故なのか?マネー本の真理について伝えようと思います。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
マネー本の内容
マネー本の内容は大体以下の通りです。
- お金を貯めるにはお金の流れを知ろう(家計簿を付ける良い)
- 節約は固定費・変動費・その他の順番で見直す(大きな支出から手を付ける)
- まずは貯金100万円を目指してみよう(生活防衛資金)
- 100万円貯まったら余剰資金で投資をしてみよう
- 投資先はインデックスファンドを選ぼう
- 短期ではなく長期間運用しよう
- 数十年後にはお金持ちになっている
何処の重点を置いているかによって多少の違いはあれど、大体このようなことが書かれていると思います。
投資本では『個別株』『FX』『ビットコイン』『アクティブファンド』などリターンを多く得る方法を書いている物もありますが、世の中で”売れている本”では『インデックス投資』を推奨しているでしょう。
何故似た内容ばかりなのか?
内容が同じ理由はただ一つ『これこそが真理』だからです。
真理とは『いつどんな時でも変わることのない、正しい物事の筋道』
時代(昔~現在~未来)・生活環境(仕事・収入の違い、家庭環境)は一切関係なく、誰にでも当てはまる、お金に関する道標が同じという事です。
例えば『貯金が出来ない』と悩んでいる人は〚収入-支出=貯金〛という構図が出来ていないのです。
そして収入を増やすよりも支出を減らす方が圧倒的に簡単な作業なので〚1.お金の流れを知る〛〚2.大きな固定費・変動費を見直す〛を徹底するしかないのです。
この1番2番の作業は、生活環境に一切関係が無く、誰でも共通する事になります。
他のお金に関する悩みも全て上記を実行するだけで解決出来るのです。
もちろん収入・仕事・生活環境によって目標達成までの時間に違いはあります。
しかし正しい方法(失敗しにくい方法)は一つなのです。
お金持ちになる方法は確立されているけど皆がやらない理由
みんながやらない理由は2つあります。
- お金の知識が無い
- 早く結果を出したい
お金の知識が無い
まずは、お金の知識(マネーリテラシー)を持っていない人がほとんどだからです。
- 学校では習わない
- 親が知らない
- 自分で学ぼうとしない
この3つが原因でしょう。
1.学校でお金の仕組みなどについて学ぶ機会は一切ありませんでした。しかし2022年から高校で必修科目となる『金融教育』のおかげで今後少しはマネーリテラシーを持った子供が増えるかもしれません。
2.親の知識も間違いだらけです。『お金は銀行に預けなさい』この言葉は、昔は通用したかもしれませんが現在では通用しませんよね?現在で通用しないという事は『真理』ではなかったという事です。
3.学校で習わない、親も知らない、こうなると自分で学ぶしかありません。一番簡単なのは実際に本を読むことです。インターネットでも調べる事は可能ですが、情報がごちゃごちゃになってしまう恐れがあるので、本で纏められた内容を読むのが一番良いでしょう。
早く結果を出したい
多くの人は結果を早く求める傾向があります。
『お金を増やすには投資』という情報だけが先走り、リスクのある(ギャンブル性の高い)投資方法を選択してしまいます。
リスクとリターンは表裏一体なので、リスクが高い=リターンが多いのは間違いではありません。
しかし知識や経験のない人が、いきなり大金を手にすることは可能でしょうか?
バットを振ったことが無い人がいきなり160キロの球を打ち返すことが出来ますか?
最初はバットの持ち方を習い、振り方を覚え、遅い球で少しずつ打って感触を掴み、徐々に慣れていきますよね?
この期間が1年~2年の話ではないでしょう。小学校~中学校~高校~大学と17年間続けてやっと打てるようになりますよね?(絶対打てるとは言いません!)
お金を増やすのも、これだけの長期間運用経験を積まなくてはいけません。
最低でも10年~20年、長い人で40年~50年と掛かるかもしれませんが、誰でも時間を掛ければ少しずつお金を増やすことは出来るので長期目線で考えましょう。
本の内容が同じと感じる人へ伝えたいこと
本の内容はどれも同じなのは間違いなく事実です。
一番大事なことは、その内容を実行するかどうかです!
誰でも再現することは可能ですが、行動する人はごくわずか
過去~現在そして未来へと続く『お金の真理』に基づいて早めに行動してみましょう。いくら待っていてもこの真理が変わることは無いのですから。
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