お金を貯めたい、けど生活が厳しくてそんな余裕が無い。
そんな人でも節約ルールを守るだけで確実に貯金が出来るようになります。
やり方はいたって簡単なのですが実際に『行動』するのは難しいです。
貯金額を増やしたいなら、自分が『行動』するかどうかにかかっています。
私は普段アルバイトで生計を立てていてボーナスなどもありませんが、1年間の貯蓄は70万円を超えています。
正社員でなくても、給料が特別多くなくても、今から教えるルールを守ることが出来れば達成可能な数字だと思います。
- 何故貯金できないのか?
- 先取り貯蓄でも失敗してしまう理由
- 貯金するためのルール(給料4分割法)
- 行動あるのみ
何故貯金できないのか?

お金を貯めようとするときに大事な一つの計算式があります。
収入-支出=貯金
当たり前のようですが、これ以外にお金を余らせる手段はありません。
しかし人は給料が入ると残さず使ってしまう習慣があります。
「余ったら貯金しよう」と貯金への考えが後者になることから後回しになってしまいます。
そこで多くの雑誌やブログなどでは「先取り貯蓄」として、給料の一部を最初に貯金してしまおうと紹介されるわけです。
確かにこれなら貯金できますよね?この方法が実行できる人なら良い方法でしょう。
先取り貯蓄でも失敗してしまう理由

先ほども言ったように「先取り貯蓄」が上手くいく人も居ますが、何故か失敗してしまう人も居ます。
失敗する原因はハッキリしています。
『家計の崩壊』です。
普段の生活スタイルが収入に対して100%に近い、もしくは100%を超えている。
新人の佐藤君 社会人:1年目 給料:手取り16万
家賃:8万円 保険:1万円 食費光熱費諸々:5万円 趣味などのお小遣い:2万円
例題として
このような生活スタイルでは当然貯金などは出来ません。
先取り貯蓄する場合でも、せいぜいお小遣いの2万円が精一杯でしょう。
そして結婚式や家電の故障などの急な出費があるとせっかく貯めていたお金が一瞬で消えてしまいます。
これが『家計の崩壊』です。
貯金するためのルール(給料4分割法)

『家計の崩壊』を防ぐ方法があります。
それが、給料4分割法です。
支出には主に「固定費」「変動費」「お小遣い」「貯金」があります。
この4つのブロックごとに給料を25%ずつ振り分ける方法です。
家賃・保険などの固定費25%
食費・光熱費・交通費などの変動費25%
趣味娯楽・お小遣い・教育費など25%
貯金など25%
先ほどの佐藤君の例として給料16万円に対して
固定費の部分に当たる、家賃・保険が計9万円でした。
ここをバッサリと4万円まで引き下げることが出来れば一気に5万円が浮きます。
変動費の部分に当たるのは、食費・光熱費・交通費・通信費などです。
この項目も5万円と少し多いので1万円カットして4万円に抑えます。
お小遣いの部分は、そのままお小遣い、子供がいる家庭であれば教育費などです。
今までは2万円と少ない感じなので2万円上乗せします。
一人暮らしならいいですが、教育費のかかる親にとっては2万円では子供を養うのは厳しいですよね?そこで4万円にすればある程度余裕が生まれるはずです。
残りの4万円が貯金に回せます。
そんなに固定費や変動費を節約できないよ!という方へ、実際の節約方法については別の記事で詳しく解説していますのでご参照ください。
行動あるのみ

この給料4分割法はどの家庭にも当てはめることが出来ます。
一人暮らし、共働き、低収入、高収入と人それぞれ生活環境は違いますが、誰でも『行動さえすれば』可能な貯金方法です。
毎月の給料から確実に貯金するためにも、25%を強制的に使わないようにすることが大事です。
この4分割法の凄い所は、一度この仕組みを作ってしまえば、毎月、毎年と貯金が積み上がっていくことです。
なるべく若いうちにこの仕組みを作って必ず来る老後の為の資産作りをしましょう。
『今日が人生で一番若い日です。ぜひ行動しましょう!』
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