株式投資では税金を取られないお得な制度が存在します。
それがNISA・つみたてNISAになります。
NISA・つみたてNISAがどういったものか?
投資初心者にはどちらがオススメか?
なるべく分かりやすく解説していきます。
私は2016年から株式投資、投資信託をやっていて、投資成績はプラス200万ほどになります。
私の今まで経験してきた知識が少しでも皆さんの役に立てれば幸いです。
NISA・つみたてNISAとは?

NISA・つみたてNISAについてまったく分からない人に簡単に解説します。
NISA
- 利用できる方:日本に住む20歳以上の方
- 非課税対象:株式・投資信託などの投資から得られる配当金・分配金・利益
- 口座開設可能数:一人一口座
- 投資枠:毎年120万円が上限(最大600万円)
- 非課税期間:5年間
- 投資可能期間:2014年~2023年・それ以降は新NISAに変更
つみたてNISA
- 利用できる方:日本に住む20歳以上の方
- 非課税対象:投資信託から得られる分配金と利益のみ
- 口座開設可能数:一人一口座
- 投資枠:毎年40万円が上限(最大800万円)
- 非課税期間:20年間
- 投資可能期間:2018年~2037年
このようになっており、共通の部分としては、一部商品の利益または分配金が非課税になります。
通常は株式投資や投資信託で得た利益は約20%の税金が取られてしまいます。
約20%の税金が取られないお得な制度と覚えておきましょう。
NISA・つみたてNISAの違いについて
- NISAは基本的にはどんな商品でも購入することは可能です。
- それに対して、つみたてNISAは一部の投資信託のみ購入することが出来ます。
- 口座はどちらか一つしか選ぶことは出来ません。(1年ごとに変更することは可能です。)
投資期間
- NISAは5年間(毎年120万上限でMAX600万)
- つみたてNISAは20年間(毎年40万上限でMAX800万)
このように購入できる商品の違いや投資期間・投資額の違いがあります。
私が投資初心者につみたてNISAをオススメする理由

私自身つみたてNISAを使って運用しています。
なぜ投資初心者につみたてNISAをオススメするかというと、投資の大原則である『長期・分散・積立』この3つを最大限生かすのは『つみたてNISA』だと思うからです。
長期
投資期間で5年と20年という違いがあり、当然20年のほうが長期ですよね?一応NISAにもロールオーバーという制度があり、投資年数を伸ばすことは可能です。しかし毎年ロールオーバーの申請をしないといけませんし、2023年からは新NISAという新しい制度が出来ます。こういった面倒事を避ける意味でもつみたてNISAをオススメします。
分散
分散に関してはNISAの方がレパートリーが豊富です。ほぼ全ての商品を買うことが出来るためですが、そもそも投資初心者に投資信託以外を私はオススメしない為、つみたてNISAで充分だと判断しています。つみたてNISAは投資信託で債券を購入することが出来ないのがネックですが、債券を特定口座で購入すれば問題ないわけですから大丈夫です。債券は株式に比べて利益幅としては少ないので利益にかかる税金は少なくなります。
積立
毎月コツコツと積み立て出来る生活環境が大事ですが、投資初心者に毎月いくら捻出できるでしょうか?つみたてNISAでは1か月の上限が3万3333円になります。毎月の給料から3万円捻出出来れば優良家計です。投資を始める目標として月3万円はギリギリ捻出できる金額だと思います。
更に最大上限が200万違うことから利益を最大限受け取るのに適した制度がつみたてNISAだと思っています。
まとめ

つみたてNISAをオススメする人
- 投資初心者で何から手を付けていいか分からない方
- 面倒な手続きが嫌な方
- 毎月の投資資金が3万円未満の方
- 投資信託で安定的に運用すると決意した方
- 20年間積み立てすると決意した方
NISAをオススメする方
- 投資信託以外の商品で運用したい方
- ロールオーバーの手続きが面倒じゃない方
- 毎月の投資資金が3万円以上の方
- 安定よりは博打的な投資をしたい方
- 20年は長すぎると思っている方
このように投資初心者であれば、少ない資金で長期的かつ安定的な投資方法をオススメします。
私はつみたてNISAをオススメしますが、NISAのほうが良いと思う方も居るでしょう。
どちらにせよ、この制度を使わない手はありません!
将来の為に投資を頑張ろうと思っている方はどちらかは必ず申し込んでおきましょう。
コメント