お金持ちへの第一歩となるのは『節約』です。
働いて給料を貰えば、勝手に貯金できると思っていたけど何故かできない!
貯金するにも、投資をするにも、毎月お金が余らないと出来ないですからね。
そんな状況をほったらかしにすれば時間だけが過ぎていきます。
辛い選択をしなくてはいけないかもしれませんが、泣き言を言わずに節約に励み、お金を作り、そのお金を投資に回してお金を生み出しましょう。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
お金の使い方を3つに分ける
まず節約の前にお金の使い方を3つに分けましょう。
『消費』『浪費』『投資』
消費は、家賃・光熱費・食費・通信費など、生活する上で必ずかかってくるお金のことです。
浪費は、衝動買いした洋服やバッグ・コンビニのスイーツ・飲み会代・タバコなど、あなたの生活を豊かにするお金のことです。
投資は、本・資格取得の費用・株・高性能パソコンなど、将来の自分に利益をもたらす出費の事です。
この3つのうち、『消費』と『浪費』にかかる出費を減らして、『投資』にお金を使っていくのがお金持ちになるための道です。
だから『消費』と『浪費』を節約して、その分を貯金に回すのではなく、投資に回して効率よくお金を増やしましょう。
貯金では駄目な理由は、貯金ではお金が増えないからです。
大事なのは消費・浪費に使うお金を投資に回す事だけです。
投資を知ろう
実は投資も3つに分けられます。
『知識への投資』『時間を生み出すものへの投資』『経験への投資』
知識への投資について
人生を好転させたいなら成功者の考え方が学べる本を最低3~5冊は読みましょう。
とにかく本を読むのは重要です。
仕事が忙しくて本を読む時間が無いという人もいますが『知識』に時間をお金をかけないとお金を増やすことは難しいです。
もし学生であれば、今のうちに本を読んでおくことを強くオススメします。
仕事で忙しい人でも隙間時間を見つけて読んでおきましょう。
まずは本にお金を使うことで知識に投資することを重要視しましょう。
時間を生み出すものへの投資について
簡単に言うと、高性能なパソコン・ドラム式洗濯機・タクシー・ポケットWi-Fiなどです。
時間を生み出す商品は総じて値段の高いものが多いです。
しかし本を読めば必ず『時間の大切さ』を知ることになります。
そこで時間を短縮するために、新幹線やタクシーの利用、高性能パソコン、お掃除ロボット、ドラム式洗濯機などにお金を使うのは、とても良い投資になります。
例えば2日に1回洗濯をして、その都度洗濯物を干している人は、一生のうちあと何時間洗濯物を干すのに時間を使うのか?そう考えるとゾッとします。
先ほどの本を読む事にも時間が必要です。
仕事をするにも恋愛をするにも時間は必ず必要になります。
時間という資源はとても価値が高いので、投資によって時間を買うという考え方が重要です。
経験への投資について
例えば『富士山に登ったことがある人』と『エベレストに登ったことがある人』ではエベレストに登った人の方が話を聞いてみたくなりますよね?
100円のコンビニコーヒーと5000円のコーヒーを飲んだ人なら、5000円のコーヒーを飲んだ人の話を聞いてみたいと思うはずです。
つまり面白い経験をすると会話のネタになります。
人と話が盛り上がったとしてもお金が増えるわけではありませんが、お金は仕事や人からのご縁がきっかけとなって増えるものです。
つまり広くて良好な人間関係を築くことは結果的に富をもたらす可能性を秘めています。
ということで、お金は『知識・時間・経験』に使うことが望ましいです。
そして覚えておいて欲しいのは、投資に回せるお金が無いのなら、一生今のままの生活から抜け出すことは出来ません。
同じところをぐるぐる回るハムスターと同じ状態ということです。
この環境を変えたいと願うなら、死ぬ気で投資に回せるお金を捻出する必要があります。
それでは、お金を確保するための節約について解説していきます。
家賃を安く抑える
人生の3大支出は『住宅』『自動車』『教育』です。
まずは『住宅』つまり家賃を安く抑えましょう。
もし毎月の家賃が8万円なら、1年で96万円、30年で2880万円かかります。
この家賃の分だけ、あなたはタダ働きしなくてはいけません。
それだったら早めにマイホームを手に入れようと考える人がいますが考え直した方が良いでしょう。
マイホームを購入すると、『頭金・ローン金利・税金・修繕費』など賃貸ではかからない費用まで負担しなくてはいけません。
ではどうやって家賃を安く抑えるのか?
1つ目は『家賃のかからない実家に住む』です。
ハッキリ言って最強の節約になります。
家賃分を丸々浮かすことが出来ますからね。
しかし実家暮らしは厳しいと感じる人も居るはずです。
2つ目は『家賃が安い田舎に引っ越す』です。
少子化の影響により東京などの都市部以外のマンションの家賃は年々下がっているからです。
リモートで全てを賄える仕事の人は、この方法を選択するのもアリでしょう。
しかし都市部で働いている人はどうすればいいのか?
その場合は『時間を優先』しましょう。
会社から徒歩5分圏内の場所に住むことで、通勤時間という『時間を買う』ということです。
毎日往復1時間掛かっていた場合、1時間が丸々手に入るということで、1か月で30時間、1年間365時間手に入れることが出来ます。
その時間を使って、例えば時給1000円の仕事をすれば、1か月3万円、1年間で36万円収入が増えることになります。
細かい節約をするよりも家賃を抑えることの影響の方が大きいです。
そもそも仕事で家にずっと居ないのであれば、そんなに良い部屋である必要もないわけです。
生命保険には加入しない
お金持ちは生命保険には入らないと言われています。
生命保険は、死んだ後に支払われるお金で、生きているうちは使えません。
つまり、自分が死んだあとに、残された家族が生活するのに困らない資金を残したいから生命保険に加入するわけです。
お金持ちが加入しない理由は、残された家族に『自分の資産を相続』させればいいからです。
更に、生命保険にお金を払うぐらいなら、自分で株式などを運用したほうがお金を増やすことが出来るので加入しないのです。
でも庶民はそんなお金が無いから生命保険に加入するのでは?
この考え方を改めましょう!
なぜ生命保険にかけるお金で、本を買って、勉強して、今お金を増やせる自分になろうとしないのか?
更に、日本には社会保障制度があります。
それなのに、『みんなが入っているから』『保険に入らないともしもの時に不安』となんとなく感情に流されて、必要以上に保険に加入している人が多いです。
『お金に余裕が無くて本を買うことが出来ません』なんて言う人ほど、結構な保険料を払っている傾向があります。
生命保険を払うぐらいなら、自分で株式などを勉強して運用した方が失敗したとしてもまだマシです。
あとよく『傷害保険』などに加入している人も居ますが、日本では国民健康保険に加入していれば医療費は3割負担だし、大怪我で数百万円の治療費を請求されても『高額医療費制度』を使うことで、上限金額を9万円に抑えることが出来ます。
つまり『国民健康保険』こそ最強の保険なのです。
その他、加入するべき保険は『火災保険』と『自動車保険』になります。
無駄な保険代を、全て投資に回す事がお金持ちになる為の鉄則です。
自動車を手放す
3代支出でもある『自動車』です。
自動車は非常に便利ですが、ランニングコストが高いです。
- ガソリン代
- 駐車場代
- 保険代
- 車検代
その他にも、洗車・タイヤ・ライトの故障などによって一気に数万円の出費があります。
これら全ての費用を車を手放すだけで浮かせることが出来ます。
都市部であれば公共交通機関が整備されており移動は可能なはずです。
どうしても移動手段が欲しい場合はランニングコストの低いバイクを検討してみてはいかがですか?
この話題になると出てくる『田舎は車が必要問題』
確かに必要な場合はあるでしょう。
しかし独身なら電車やバイクでも移動は可能ではないですか?(最悪徒歩でも可能かと・・・)
一度考えてみてください!
『本当に必要なのか?』
変な見栄を張っていませんか?
とにかく1年間に一体いくら車に使っているのかを正確に知ることが大切です。
なんとなく消費を見直す
人は『なんとなく』無意識で消費していることが多いです。
例えば、ギャンブル・飲み会・ラーメンなどの夜食・なんとなく立ち寄るカフェ・コンビニ・観ていない映画や音楽などのサブスクです。
これらを正確に把握するには、まず自分が何に毎月お金を使っているかを把握する必要があります。
把握する方法は家計簿を付けることです。
そうすれば自分が何にお金を使っているのかが見えるようになります。
そして1つ1つの支払いを見て、『支払ったものから何を得ることが出来るのか』を考えるのが大事です。
例えば、夜食のラーメンは確かに美味しいでしょう。
しかし健康に悪いし、お金は減るし、太るし、目覚めが悪くなるなど良いことが1つもないです。
さらに飲み会にしても、いつもと変わらないメンバーで集まったところで得るものは何もありません。
サブスクも、いうほど使っていないなら解約するべきです。解約せずにだらだら毎月お金を支払っている人も結構多いでしょう。
とにかく自分がお金をいくら使っているかを把握して見直す必要があります。
人生を変えたければ現実を直視することから始めましょう。
図書館を利用する
お金持ちへの道は、まず本を読んで知識を仕入れることから始まります。
しかし読書をしたことが無い人にとって、家でじっと本を読むのは色々な誘惑があってなかなか難しいでしょう。
そこで『図書館』です。
自分たちが納税したお金で建てられた図書館を利用しない手は無いです。
最近の図書館は綺麗で、最新の本も入荷されていて、集中しやすい静かな環境が揃っています。
更に図書館は、場所も本も無料なのでオススメです。
どんな本を読めばいいのか?
- 自分の仕事を上手くいかせる本
- お金に関する初歩的な本
- 趣味の本
- 興味が湧く本
まずは本に慣れることから始めるのが良いでしょう。
その後は気になる分野の本を読み、知識を仕入れて、実践に移りましょう。
クレジットカードを使う
日々の小さな買い物も含め、クレジットカードで支払えるものは全て使いましょう。
カード払いによってポイントが貯まり節約になります。
ちなみに、ポイントを貯める人は一生のうち300万円以上得をすると言われています。
小さな積み重ねが何年後かに大きな差になってきます。
クレジットカードでオススメは、還元率1%の『楽天カード』と『Yahoo!Japanカード』です。
どちらも年会費無料で作れますし、審査も割と通りやすいはずです。
更に投資についても、『楽天証券で楽天ポイント』『SBI証券でTポイント』が使えるので投資を検討中の人にもお勧めできます。
ストレスを溜めない
節約や仕事が辛いとストレス発散にお金を使ってしまう可能性が高いです。
どれだけ稼げる仕事でも、仕事が辛いとその分だけ散財してしまうものです。
最たる例が、お酒・タバコ・キャバクラなどです。
仕事が辛いとこういうものに頼らざるを得ないでしょう。
つまり、お金を貯める為に辛い仕事を副業でやったところでストレスを感じて、その反動でお金を使ってしまって結局お金が貯まらないということです。
大事なのはストレスを溜めずに、上手に節約をしてお金を積み上げていくことです。
自分がストレスを感じる節約は”やってはいけません”。
クレジットカードを使う、図書館を利用する、などはストレスを感じることが無い節約なのでオススメです。
まとめ
- 消費や浪費ではなく投資にお金を使う
- 知識と時間にお金を使う
- 家賃を安く抑える
- 生命保険には入らない
- 保険に入るぐらいなら本を読む
- 自動車を手放す
- 家計簿を付けて”なんとなく消費”をチェックする
- 図書館を使う
- クレジットカードを使う
- 節約や仕事が辛いとストレス発散にお金を使ってしまう
- 辛い節約はやってはいけない
まずは家計簿を付けて自分が何にお金を使っているかを正確に把握しましょう。
この作業は辛くて楽しくないけれど、それでも実践してみて欲しいです。
きっと驚くことにお金を使っているはずです。
その後は一つ一つ自分がやるべき節約を実行することでお金は自然と積み上がっていきます。
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