2000万円問題を受けて若者が投資に興味を持っているようです。
証券口座開設数も急上昇しています。
正しい投資方法を身に付ければ、ほぼ確実にいい結果が生まれるでしょう。
間違った情報を鵜呑みにしてしまうと搾取され続けます。
若者だからこそ出来る正しい知識を身に付けてください。
私は2016年から投資を行っており、資産は800万円を超えました。
低収入、ノーボーナスのアルバイト生活ながら資産を築けていると個人的に思います。
私が経験してきたことを少しでも共有できれば幸いです。
若さは最大の武器となる

若者にとっての最大の武器は老後までの年数です。
老後までの残りの年数が多いほうが投資においては有利に働きます。
- 少ない資金でも年数があれば2000万円はクリア出来る
- 年数が多いほうが運用益がプラスになる確率が上がる
1.複利の効果により、少ない資金でも2000万円ならクリア出来る確率は上がります。
40年間、毎月積立をして、利回り5%で計算すると毎月13000円の積み立てで2000万円はクリア出来ます。
これが20年間しか積み立て出来ない場合は毎月49000円必要となってしまいます。
早くに投資をする事で複利の効果は最大限発揮されるため若いうちから投資をする事を心掛けましょう。
2.投資年数に応じて運用益がプラスになる確率が上がります。
過去から現在に至るまで株式市場の歴史を見ると、右肩上がりのグラフになっています。

2011年~2021年のグラフです。このように10年前と比べても右肩上がりなのは理解できますよね?
この右肩上がりの流れに乗るために投資を行うのですが、1年や3年単位で見ると意外と損失を出してしまう事があります。
リーマンショック時では回復までに5年かかりました。
そういった暴落場面に遭遇しても投資を辞めないで続けることによって損失だった部分が利益となり資産が積み上がっていきます。
年齢が若いと長期間投資を行うことが出来る為、利益となっている確率が高いということです。
ちなみに20年間続ければ99%利益となっていると証明されています。
過去のシミュレーション検証をした記事があるので興味があれば見てください。
20年間で99%と言いましたが、40年間続ければ99.99%は利益が出ていると思います。
若さを最大限生かして投資に励みましょう。
正しい投資を理解しよう

せっかく投資をしようと決意しても間違ったやり方では利益が出ないかもしれません。
今から始めようと考えている方は参考にしてください。
もし投資を始めてしまっている方でも間違いに気付いたら変更しましょう。
老後まで何十年とあるわけですから間違いの数年は大したことありません。そのまま続けることはリスクにつながるので気を付けましょう。
証券口座は必ずネット証券(SBI証券or楽天証券)で開設しよう

投資をするにあたって証券口座を開設しなくてはいけません。
必ずネット証券(SBI証券or楽天証券)の口座を開設しましょう。
理由は3つあります。
- 取引手数料が圧倒的に安い
- 取扱商品数が多い
- 細かいサービスや特典がある
1.街に店舗を構えている証券会社(対面販売)とネット証券を比較すると手数料が1%以上違ってきます。つまり年間の利益が5%出ている所、1%引かれて4%となってしまうということです。老後までの何十年という長期間手数料を取られると2000万円に届かない可能性が出てきます。
2.ネット証券の中でもSBI証券と楽天証券は商品の取扱数が圧倒的です。人気の商品は基本的にこの2社から出ている商品なのでオススメとなってきます。
3.毎月自動積み立て、100円から投資が出来る、Tポイント・楽天ポイントで商品が買えるなどお得な制度が沢山あります。楽天証券では投資信託を楽天カードで買うと楽天ポイントが上限5000ポイント付きます。ポイント制度で言えば楽天証券のほうがお得かもしれませんね。
投資商品は投資信託(インデックスファンド)一択

投資と聞いて何を浮かべますか?株・不動産・FX・ビットコインなどなど
若者なら安全に投資信託運用を選択しましょう。それもインデックスファンド限定です。
株式投資・FX・不動産などは儲かる額も大きいかもしれませんがリスクも高くなります。
老後資金を目標と定めた場合は投資年数も長期間という利点を生かし投資信託での運用をオススメします。
一番最初に書いてある通り40年間投資することが出来れば毎月の積み立て額は13000円で済みます。
更に利益となる確率も高いので、わざわざリスクのある投資商品を選択する必要がありません。
投資信託についてまとめた記事がありますので分からない方は見てください。
投資方法は積立投資のみ

投資をするのに大金が必要と感じる人もいると思いますが大金は必要ありません。
毎月の給料から一部(13000円)を確保することが出来れば大丈夫です。
そして13000円で必ず毎月投資信託を買い続けてください。(ネット証券を使えば最初に設定すれば勝手に買付を行ってくれます。)
この積み立て投資にも利点があります。
それは「ドルコスト平均法」です。
株価は日ごろ変動を繰り返していきます。株価が高い時は買える数量が少なくなり、株価が暴落時には買える数量が多くなります。
株価の暴落場面を予想できる人は居ません。そういった株価の変動を考える必要が無いのがドルコスト平均法を使える「積立投資」となるのです。
ドルコスト平均法をもっと知りたい方はこちらの記事を参照して下さい。(下の方に書いてあります)
途中で儲けても、損をしても、老後まで積み立てること

投資初心者は株価の変動に一喜一憂してしまいがちです。
株価が上がれば嬉しくて利益を確保したくなり、株価が下がれば不安になり損失を最小限で抑えたくなります。
しかし目標とするところは「老後資金の確保」なので毎日の変動は気にしないで大丈夫です。
また複利の効果を発揮するためにも途中でやめてしまうのはNG行動となります。
途中でどうしてもお金が無くなって積み立てることが出来ない場合でも投資信託を売らずに積み立てを停止しておくのが正解です。
投資信託を持っておくだけでも複利の効果は持続するので覚えておきましょう。
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