- 老後までにいくら貯めればいいのか分からない
- 同世代の人はいくら貯めているのか知りたい
- 各年代の目標となる貯金額を知りたい
このような悩みを解決するべく、20代~60代までに目指すべき貯金額を教えます。
老後生活で苦労しない為にも、目標金額を達成するよう努力しましょう。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
皆いくら貯めてるの?
友人や同僚は一体いくらお金を貯めているのか?疑問に思うことがありますよね?
あなた自身の貯金額が多いのか少ないのか判断が難しいはずです。
またあなたの上司はいくら持っているのか?目指すべき対象としても気になるところです。
そんな悩みを解消するべく、みんながいくら貯めているのか確認してみましょう。
金融広報中央委員会「2019年 家計の金融行動に関する世論調査」のデータとなります。
単身世帯
年代 | 平均貯蓄額 | 中央値 |
20代 | 106万円 | 5万円 |
30代 | 359万円 | 77万円 |
40代 | 564万円 | 50万円 |
50代 | 1335万円 | 300万円 |
60代 | 645万円 | 45万円 |
2人以上世帯
年代 | 平均貯蓄額 | 中央値 |
20代 | 165万円 | 71万円 |
30代 | 529万円 | 240万円 |
40代 | 694万円 | 365万円 |
50代 | 1194万円 | 600万円 |
60代 | 1635万円 | 650万円 |
あなたの貯金額と比べてどうでしょうか?
平均より多い!中央値よりは貯めている!など色々な意見があると思いますが、残念ながらこの数字は目標ではありません。
あくまでほかの人が貯めている目安であり、決して老後生活が安心して送れる金額ではないからです。
目標とするべき貯金額
それでは年代別の目標とするべき貯金額を発表します。
年代 | 目標とするべき貯金額 |
20代 | 500万円 |
30代 | 1000万円 |
40代 | 1500万円 |
50代 | 2000万円 |
60代 | 2500万円 |
この金額を目標設定する理由は、各年代の上位10%に当たるからです。
2019年 家計の金融行動に関する世論調査によると、上位10%の人はこれだけの『金融資産』を保有しています。
金融資産という事で、預金以外にも投資商品や不動産なども含みますが、あなたの年代の10%はこれだけの資産を持っているという事実があります。
平均貯蓄額や中央値を目標にしていると豊かな老後を迎える事は難しいでしょう。
しかし上位10%に入ることが出来れば、豊かな老後を迎える可能性はグッと広がるはずです。
しかも決して無理難題を突き付けているわけではありません。
年齢が上がれば上がるほど給与も上がるはずです。それに対して毎年500万円の目標設定ということは年齢を重ねるごとに達成しやすくなるはずです。
一番の関門は給料の少ない20代・30代だと思いますが、これも決して無理な話ではありません。
目標達成するための方法
毎月の給料の25%を貯金に回すことが出来れば目標達成出来るでしょう。
仮に毎月の手取りが18万円としましょう。
18万円の25%は4万5000円です。1年間で54万円となります。
22歳から就職した場合29歳までは8年間あり、29歳時点で432万円となります。
これに毎年のボーナスから10万円を貯金すれば500万円は充分狙えるでしょう。
しかもこのシュミレーションでは給料が上がっていませんが、8年間勤めていれば給料アップが見込めるので毎月の貯金額も増えて更に楽になるはずです。
最低でも定年までに2000万円
老後2000万円問題があったように、最低目標として2000万円は用意するべきでしょう。
日本は今後、少子高齢化の影響により年金額が減少すると予想されています。
2019年時点で2000万円問題が出た以上、年金が減る未来では2000万円以上が必要になると予測されます。
必ず訪れる老後に早めに備えることで安心した老後生活を送ることが出来るはずです。
その為にも20代からの目標貯金額を一歩ずつ達成して60歳代で2500万円以上用意しておくと安心できるでしょう。
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