お金という一点に焦点を絞った場合、子供部屋おじさん(おばさん)はコストパフォーマンス最強です。
普通に生活するだけで1年で100万円貯金することが可能です。
デメリットも多く存在しますがすべて受け入れられる人は検討してみてはいかがでしょうか?
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
子供部屋おじさん(おばさん)とは?
子供部屋おじさん(おばさん)とは20代後半~50代になっても親元を離れないで実家の幼少期に住んでいた部屋にそのまま住み続けている人を指します。
一般的には就職をすると自立して一人暮らしをしたり家庭を持ったりしますが、収入の少なさや仕事が無いなど様々な理由から実家に住み続けます。
2015年の調査によると20代~50代のうち未婚男性の60% 未婚女性の65%の方は親元を離れていないというデータがあります。
子供部屋おじさん(おばさん)のメリット
お金の節約
実家暮らしの人は毎月いくらお金を入れているのか?
マイナビの調査によると
- お金を入れていない(24.8%)
- 3万円(23.2%)
- 1万円(13.1%)
- 5万円(12.4%)
- 2万円(9.3%)
『給料が安いから 』 『親に言われているから 』 『貯蓄に回したいから 』 など様々な理由がありますがこのような結果となっています。
一人暮らしの場合
- 家賃
- 水道光熱費
- 食費
- 火災保険
- 自動車関連など
これらを合わせると安く見積もっても10万円ほどは必要でしょう。
つまり一人暮らしと実家暮らし(3万円と仮定して)では毎月7万円(年間84万円)の違いが生まれます。
時間の節約
忙しい主婦の家事事情のアンケートによると、主婦の1日の平均家事時間は175分。1週間では1225分(約20時間)となり、ほぼ丸1日を家事労働に費やしていることになります。
- 買い物
- 料理
- 食器の後かたずけ
- 洗濯
- 掃除
これら全て実家暮らしでは親に任せている人も居ると思うのでそういった人は時間の余裕が生まれます。
1日約3時間を好きなように使えるのであれば、資格の勉強に充てたり、副業に励んだりとお金を生み出すことが可能となります。
時給1000円の副業を週5日した場合
1000円×3時間×5日×4週×12か月=72万円
子供部屋おじさん(おばさん)のデメリット
時間の自由が利かない
一人暮らしであれば、好きな時間にご飯を食べて、好きな時間にお風呂に入って、好きな時間に就寝してと自分のリズムで生活出来ます。
しかし実家で暮らしていると時間の自由が利きません。
ご飯の時間は決められて、親が就寝する頃には大人しくしなければなりません。
プライベート空間が無い
部屋に籠ればある程度の空間は確保されますが一人暮らしと比較すると圧倒的にプライベート空間は狭いです。
孤独感を感じないというメリットと捉えるか窮屈なデメリットと捉えるかは人それぞれですが、パーソナルスペースを侵害されて落ち着かないという人も多いでしょう。
恋愛面で不利
実家で暮らしている限り彼女を部屋に呼ぶことは出来ません。
成人している男性が実家暮らしだと『自立していない』『結婚したら親と同居しなくてはいけない』などマイナスイメージを持たれる可能性が高いでしょう。
女性の意見では30歳を過ぎた男性が実家に住んでいるのはNGという人も多いでしょう。
親の介護
子供部屋おじさん(おばさん)は実家を出るタイミングが訪れないので最終的には年老いた親の介護が付き纏います。
親の介護は一人暮らしの人でも訪れる可能性がありますが同居している場合はほぼ確実です。
この問題を解決するには子供部屋に住みながらお金を貯めて介護施設に入れる準備をしておくことです。
世間の目
『 子供部屋おじさん 』 などという馬鹿にしたようなキャッチフレーズがあるように世間からの風当たりの強さを感じます。
ニートでも立派に就職している社会人でも、子供部屋に住んでいるだけで世間では一括りにされている状況です。
この状況に耐える力が必要となります。
まとめ
お金を貯めるという一点に絞れば実家に暮らすことは最強の節約術となります。
1年間で84万円の節約+3時間の副業をすることで『1年間で100万円の貯蓄』は可能です。
- 仕事場が実家からアクセス可能
- 現在貯金する余裕が無い
- 自由を失ってでも貯金したい
実家暮らしのデメリットも多数存在しますが、それほど苦に感じない人、条件が当てはまる人は子供部屋おじさん(おばさん)を強くオススメします。
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