【老後は安泰!?】社長や高給サラリーマンはいくら貰えるの?厚生年金の上限額とは?

お金の基礎

年金が減り続けている昨今では、老後生活を年金だけで賄うのは難しくなってきています。

国民年金のみの人はもちろんの事、厚生年金を貰える人でも生活費は足りないかもしれません。

そんな中、社長や高給サラリーマンなどのいわゆるお金持ちの人は厚生年金保険料を多く支払っているわけですから支給額も多いと思いませんか?

  • お金持ちの人は一体いくら年金を支給されるのか?
  • 老後生活は年金のみで安泰なのか?
  • 厚生年金に上限はあるのか?

これらについて解説していきます。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

厚生年金の平均支給額

国民年金:6万5000円(満額)

厚生年金:14万5000円(平均)

男女比で見てみるとこのようになっています。

男性:16万5000円(平均)

女性:10万4000円(平均)

等級について

厚生年金保険法により、標準報酬月額の上限等級によって納める保険料の上限が上がってしまいます。

給料が上がっても手取りに換算すると大して上がっていないと感じるのはこのためです。

1~32等級まであります。

32等級に当たる報酬月額63万5000円以上の人は、毎月の保険料が5万9475円となります。

厚生年金支給額の上限となる年収は、ボーナス無しの場合は762万円(63万5000円×12か月)、ボーナスありの場合は1062万円(762万円+標準賞与額上限150万円×2(夏・冬))です。

これが厚生年金保険料を最大で支払う人の年収となります。

上限の条件とは?

厚生年金支給額の上限いっぱいを貰うためには、どのような条件があるのか?

厚生年金に加入して、40年間、最高上限額の厚生年金保険料を支払い続ける必要があります。

つまり、毎月の給料が63万5000円超えた状態を40年間維持することが出来れば、厚生年金を上限いっぱいまで受け取ることが出来るという事です。

なかなか厳しい条件ですよね?超一流企業でもほんの一握りの人しか達成できないでしょう。

最高いくら貰えるのか?

40年間、給料が63万5000円を超えた状態を維持したとして、一体厚生年金はいくら貰うことが出来るのか?

結論

厚生年金の満額は、基礎年金と合わせて年間約453万円になります。

毎月37万7500円という結果になります。

平均が14万5000円と考えると毎月23万円も多く貰えていますが正直少ないと感じるでしょう。

しかしこの条件を満たせる人であれば、多くの資産を保有していると予想できるので年金に頼らなくても老後の不安は一切ないでしょうね。

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