つみたてNISAを始めたいと考えている人に対して必ず『もう遅い』『今から始めるのは馬鹿』『今はバブルだからやめておけ』と言った意見があります。
果たして本当にそうなのか?
投資で一番重要なことは『いつ投資するか?』ではなく『何に投資するか?』です。
少しでも投資に興味を持ってもらえるように解説していきたいと思います。
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
つみたてNISAの始め時
投資を始めてみたいと思い立った時に最初に悩むのが始め時です。
『今から始めても大丈夫か?』と誰もが疑問に思う事でしょう。
何故なら、その時には何かしらの問題が発生している状況だからです。
- 株高
- 株安
- 円高
- 円安
- 世界情勢が不安定
こんな状況で『いつ始めればいいんだ!』と足踏みしがちです。
結論としては『投資を始めたいなら今すぐ!』です。
悩んでいる時間がもったいないので、今すぐ始めてください。
1年遅れるだけで数十万円の損失
投資するのが1年遅れるだけで数十万円の儲けが失われる恐れがあります。
仮に投資のゴールを50歳としてみましょう。
毎月33,333円を投資するとしましょう。(つみたてNISAの上限いっぱい)
年利は5%と仮定
31歳から始めて20年間の人と、1年遅れで32歳から始めて19年間の人ではどれぐらいの差になるのか?
投資元本 | 50歳時の運用結果 | |
19年間 | 760万円 | 1264万円 |
20年間 | 800万円 | 1370万円 |
1年間遅れるだけで106万円(元本を除くと66万円)の差が生まれます。(あくまでシミュレーションした結果であり、このような結果になる保証はない)
ちなみにですがゴールを60歳と設定した場合、投資期間が29年間と30年間では更に差は開きます。これは複利の力が年数を重ねるごとにより強まるからです。
この事から『投資は1日でも早く始める方が有利』と言えます。
何に投資するかが重要
つみたてNISA口座を使った『積立投資』の場合、『いつ始めるか?』よりも『何に投資するか?』の方が重要と言われています。
始める時期(いつ始めるか?)に関して、トータルリターン(最終利益)においては2割しか影響がないと言われています。
残りの8割は『何に投資するか?』で決まると言われています。
投資先には色々とあり
- 株式
- 債券
- 不動産(REIT)
- コモディティ
つみたてNISAを使う場合は投資先は株式にほぼ絞られます。(他にはバランスファンドの選択肢があるぐらいです)
株式と言っても
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- アメリカ一本
- 全世界株式
など様々な選択肢がありますが、どの株式に資産を何%ずつ振り分けるかによってトータルリターンの8割が決まってしまいます。
投資をいつ始めればいいか悩むよりは、何に投資するか悩むようにしましょう。
まとめ
投資を始める時期で悩んではいけません。始めたいと思った瞬間が始め時です。
株価が安い時に大量に仕込むことが出来れば利益は確かに上がりますが、未来予知することはほぼ不可能と言えるでしょう。
トータルリターンに2割しか影響しない始める時期で悩むよりも、8割の影響力を持つ正しい投資商品を選択しましょう。
投資の3原則に『長期・積立・分散』があります。
20年~30年と長期間続けることで様々なハプニング(暴落や暴騰)にも耐え、確実に利益を積み上げていきましょう。
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