【老後の暮らし】高齢者は定年後に賃貸を借りられるのか心配

老後

高齢者は賃貸を借りづらいって本当?

健康面・金銭面・保証人といった大家さんのリスクを考えると賃貸よりも持ち家の方が良いの?

老後の暮らしが心配な人も居るでしょうが、将来的には高齢者にも借りやすい状況になっているかも!?

賃貸を選択した高齢者に向けて、持ち家よりも賃貸をオススメする理由を紹介します。

自己紹介

私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。

低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。

2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。

私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。

持ち家VS賃貸論争

そもそも持ち家VS賃貸の論争はいつの時代も繰り広げられています。

しかし私の結論としては『賃貸』です。

持ち家のデメリットは以下の通り

  • 金利がかかる
  • 修繕費が掛かる
  • 手放す時にも簡単に手放せない
  • 近隣住民トラブル
  • 住宅の価値

これらが理由で『賃貸』をオススメしています。詳しい記事はこちらに纏めてあります。

老後に賃貸住宅が借りづらい理由

ここからが本題で、老後に賃貸を借りられるのか?について解説していきます。

老後に賃貸を借りづらい理由は以下の通りです。

  1. 健康
  2. 金銭
  3. 保証人

健康面での不安

高齢者が賃貸を借りづらくなる理由の一つが『健康面』での不安です。

病気になるリスクが高く、『もし部屋の中で何かあった場合どうしよう』と不安になる大家さんも大勢居るでしょう。

高齢者の一人暮らしの場合、発見が遅れれば腐敗が進み、最悪の場合は完全リフォームを余儀なくされてしまいます。

大家さん側の負担も大きく、事故物件として扱わなくてはいけなくなり住宅の価値は大きく減少することになるでしょう。

金銭面での不安

老後を迎えると収入は基本的に年金だけとなってしまいます。

毎月の生活費を支払うためには年金だけでは足りない恐れがあり貯金を切り崩して生活する事になるでしょう。

貯金を失ってしまえば家賃を支払う能力が無くなり滞納する可能性があります。

大家さんは滞納リスクを背負うハメとなるので、高齢者への賃貸を断るケースもあるでしょう。

保証人

多くの場合、賃貸物件を契約する際に連帯保証人を求められます。

しかし『配偶者が他界している』『親族・親戚と疎遠である』などの理由で連帯保証人を立てる事が難しい事もあるでしょう。

連帯保証人になってくれる人が居ないと信用が無いと判断されて賃貸契約を結ぶことが出来ない場合もあります。

問題解決する方法

賃貸物件が借りづらい問題を解決していけば大丈夫ですよね?

まず健康面についてですが、80歳・90歳になって賃貸契約を結ぶとなると大家さんのリスクが高くなり断られるケースがありますが、定年を迎える65歳で契約を済ませてしまえばまだまだ元気な年齢ですし、今後15年~25年近くまでは家賃収入は見込めるためスムーズに契約を済ませる可能性があるでしょう。

次に金銭面についてですが、大家さんは貯金を切り崩して生活が困窮するリスクを恐れている為、生活が困窮するリスクが無くなるほど現役時代に貯めておけば済む話です。もし現役時代にあまり貯金できなかった場合は年金で賄えるように家賃を大幅に下げる選択が必要です。

最後に保証人についてですが、『家賃保証会社』を使うことで解決できるでしょう。家賃保証会社とは、もしあなたが家賃を滞納した場合に代わりに立て替えてくれる会社です。ある程度の審査が必要となりますが貯金額やクレジットカード滞納などのブラックリストに載っていない限りは大丈夫だと思います。費用については、始めに契約金として家賃の50~100%、1年~2年の更新の際に1万円程度が相場のようです。(家賃を滞納してしまった場合には更新料が割高になる恐れがあります。)

将来的には高齢者にも入居してもらう状況になるはず

日本は少子高齢化社会が進んでいます。

今後ますます、子供が減少し高齢者が増えていくでしょう。そうなると大家さんも高齢者の入居を断ってばかりはいられないはずです。

こちらのグラフによると、2065年には65歳以上の高齢者の割合が38.4%になると予測されています。総人口が9000万人を割り込むという事で、高齢者の人数は3456万人となります。

3人に1人以上が65歳以上の高齢者であれば、将来的に賃貸物件は借りやすくなるでしょう。

一番大事な事

賃貸物件を借りられるかどうか以前に一番大事なことは『お金を用意する事』です。

お金を持っていれば大家さんや家賃保証会社からの信用も得られるはずです。

持ち家を買う選択をした場合は、『住宅ローン金利』『固定資産税』『地震保険』『火災保険』『修繕費』『生命保険』といった支出があります。

しかし賃貸を選択した場合は上記の支出は無いでしょう。この支払わずに済んでいるお金を貯金や投資に回して将来の資産を形成しなくてはいけません。

賃貸を選択して、貯金が出来ないなんてことが無いように家計管理をしっかりと行いましょう。

最低でも2000万円近くの資産は必要となるので覚悟しましょう。

2000万円用意できれば、毎月47000円ほど切り崩しても35年間は持ちます。

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