子供に将来お金の心配をさせたくない!少しでも手助けしたい!と考える親御さんへ向けて、80万円準備するだけで65年経つと勝手に2000万円貯まる方法を教えます。
政府が用意している金融制度を活用することで2000万円は十分狙える数字となっています。
当てはまる条件は厳しいですが、もし当てはまっている人が居れば参考にしてみてはいかがでしょうか?
自己紹介
私は正社員ではなくアルバイト生活を送っています。
低収入・ノーボーナスでも計画性を立てれば資産は築くことが出来、現在資産は850万を超えました。
2016年から始めた資産運用により資産を拡大しつつ老後への備えをしっかりやっています。
私の知識や経験が少しでも役に立てればと思いこのブログを開設しました。
80万円で2000万円貯まる方法
結論から言うと
子供が生まれた0歳児時点でジュニアNISA口座を開設しS&P500に連動したインデックスファンドを80万円分購入して65歳まで保有を続けることです。
ジュニアNISAについて詳しく説明している記事があるので参考にしてください。
実際の手順
- 子供が生まれてすぐに『ジュニアNISA口座』を開設する(ジュニアNISAは2023年で廃止されるので急ぎましょう)
- ジュニアNISAの年間上限額80万円を使ってS&P500に連動したインデックスファンドを買う
- 子供が18歳になった段階でNISA口座を開設して『ジュニアNISA口座』から『NISA口座』へインデックスファンドを移管する
- NISA口座に移されたインデックスファンドを65歳までロールオーバーし続ける
これをするだけで65歳時点で勝手に2000万円まで資産が増える試算です。
何故80万円が2000万円になるのか?
80万円が2000万円になる仕組みは『複利の力』です。
複利とは利息が更なる利息を生むということで年利5%で80万円を運用した場合
1年目:80万円→84万円
2年目:84万円→88万2000円
3年目:88万2000円→92万6100円
65年目:2000万円を超えます
複利の力を使うことで65年間で2000万円を超えるシミュレーション結果となります。

複利についてさらに詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
年利5%で運用することは可能なのか?
過去のデータに基づいて年利5%以上の成績を収めた投資商品はあります。
S&P500(1967年~2016年まで)

見ての通りグラフは右肩上がりになっています。
過去5年(2012年~2016年)投資した場合
運用成績は11.52%
過去10年(2007年~2016年)投資した場合
運用成績は6.98%
過去20年(1997年~2016年)投資した場合
運用成績は7.94%
過去30年(1987年~2016年)投資した場合
運用成績は9.89%
過去50年(1967年~2016年)投資した場合
運用成績は9.73%
S&P500に投資した場合、歴史上のデータによると利回り5%は十分狙うことが出来ます。
注意点
過去のデータは5%を超えていますが、この先の未来が必ず5%超えることが約束されたわけではありません。投資は価格変動商品の為これからずっとマイナスということも有り得ます。(投資は自己責任です)
当てはまる条件
- 2021年~2023年に子供が生まれる
- 子供が生まれてすぐに80万円投資するだけのお金がある人
- 現在投資をやっている、もしくは子供が生まれる前に投資をやる人
条件は厳しいですが当てはまる人は実行して貰いたいです。
現在0歳~18歳までの子供が居る家庭でも、2000万円までは到達しないかもしれませんが老後資金の足しには十分なるので実行するのをオススメします。
まとめ
- 子供が生まれたらすぐにジュニアNISA口座を開設する
- 利回り5%を狙えるS&P500指数に連動したインデックスファンドを80万円(ジュニアNISAの上限)購入する
- 子供が18歳になったらNISA口座を開設する
- ジュニアNISA口座からNISA口座へ移管する
- 65歳までロールオーバーを続ける
80万円を年利5%で65年間運用することが出来れば、老後2000万円問題は解決することが出来ます。
また途中でライフイベント(大学資金・結婚資金・住居購入など)時にお金が足りない場合でも取り崩してその資金に充てることも出来ます。
子供が生まれてすぐに80万円という大金を用意するのは難しいかもしれませんが、それによって将来子供がお金に困る心配をしなくて済むなら検討の余地は十分あると思います。
日本ではこれからも高齢化社会が続くことが予想されるので65年後には2000万円では足りないかもしれません。
そんな時には子供にマネーリテラシー(お金の知識)を与えることでお金の心配を少なくすることが出来るでしょう。
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